総じて
「とりあえず、ヨツハさんの持ってる魔法っていうのが凄いっていうのが分かりました」
「いやいや!」
僕がそう言うと、ヨツハは否定した。
「私がこんな風にできるのは、ほとんどリック君のおかげではあるし……」
僕は、そんな事を言うヨツハを否定する。
「いえいえ、こちらこそ!ヨツハさんの生み出すものって僕の知らないような物ですから!そんな物を知っているヨツハさんの方が凄いですよ!」
「「……」」
すると、ヨツハがはっとする。
「っていうか、どっちが凄いよりもまず、相談事の続きをしないと!」
「そうですね。相談事って何ですか?」
僕がそう言うと、ヨツハはまじまじと僕を見つめる。
「その……結局、私って何ができるんだろうっていう事なんだけど……」
僕は、顎に手を当てて考える。
その間にもヨツハの話は進んでいく。
「その、私ってここの事を何も知らないから、私のできることが何かが分からないの」
「……なるほどですね……」
それは昨日言っていた通りだし、想像もつく。
「じゃあ、僕にできることを相談して、一緒に仕事探しをしてほしいという事ですか?」
「まぁ、そういうことになるかな……?」
それは、予想をしていたことだし、僕が責任を持つべきことだ。
「それは当然僕のすべきことですから、大丈夫です!」
僕はなるべくヨツハが不安にならないように胸をどんと叩いた。
「でも、意外とヨツハって問題なさそうなんですよね……さっきの魔法も見た事が無いですし……」
僕がそう言うと、ヨツハはうんうんうなづく。
「まぁ、そうだから、リック君に相談したというのもあるんだけどね……助けてくれたリック君だったら、まずいことにはならないだろうと思ったんだよ?」
「なるほど……」
僕は意外にヨツハが考えていたことに驚く。
「まぁ、相談する相手がリック君しかいないってのもあったけど……」
「ありゃりゃ……」
僕は、がくんとなったが、持ち直す。
「とりあえず、この国でどうヨツハさんが生きていくかを考えましょう!」
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