ボード確認
「そっかー。アイクは人見知りだからな」
「人見知りじゃないですよ!会う人会う人皆私より絶対身分高いじゃないですか!?」
「大丈夫大丈夫、だって俺が後ろ盾みたいなもんだからな。アイクに手ぇ出すやつは逆につぶせるし」
「そんな恐ろしいこと言わないでくださいよ!?」
アイクさんはギョッとしてルース兄様を見る。
「まぁ、それは置いておくとして、リック、先に帰ってな。兄ちゃんは仕事をするからもう少しかかるんだ。馬車も呼んどくから」
「あ、ありがとうございます、ルース兄様」
僕は、ルース兄様に言われるがまま生徒会室を出て、帰宅のための馬車に乗り込む。
馬車はゆっくりと走り始めて、やがて公爵邸に到着した。
僕が馬車の扉を開けると、ミケアが駆けだしてきた。
「リックお兄様!お疲れ様です!」
「ミケア、ただいま」
僕はミケアに笑いかける。
「おかえりなさい!」
ミケアは元気の良い返答をした。
それからしばらくは、学校へ行ったり、研究所に行って実験のお手伝いをしたりといった感じで数日過ごした。
ちょっとそっちの方が楽しくて、クリック回数が減った面もあったのだけれど、この度ついに合計クリック回数が10000回を突破したらしい。
そのおかげで称号をゲットした。
これがその称号だ。
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『クリック記念日』 MpCにMpDの1%分が加算される
マジッカー・クリッカー!で一万回クリックした。
「この回数いいね」と私が決めたので10000回目はクリック記念日
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おかげでMpCが飛躍的に上昇した!
これが今の状態だ!
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魔力 5000
____
|クリック|
————
MpD:308817.00 MpC:4112.00
ショップ▼
マジッカーボード 必要魔力166735所持数100 MpD+2560
鋼の肉体 必要魔力14134所持数50 MpD+80
精霊さん 必要魔力38559所持数50MpD+800
格闘家ジェイムズ 必要魔力20414 所持数30 MpD+160
魔法使いアレクサンダー 必要魔力18601所持数20MpD+200
???
称号◀
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一日に増加する魔力はついに30万に到達した。
増加量がこのレベルになってくると、一秒でも魔力は3増える状態だ。
「なんか、凄まじいことになってきた……」
というか、一秒に3ずつ増えるのだったら、ずっと身体強化を使っていても魔力が減らないということになる。
すなわち、常時身体能力2倍。
僕はぶるっと体を震わせた。
思っていた以上に、このボードは天井が見えない。
僕は、ごくりと唾を飲み込む。
「リックお兄様~?」
ミケアの呼ぶ声に、はっと我に返る。
いけないいけない。流石に普通の生活そっちのけでこれに熱中するわけにはいかない。
僕はまた明日頑張ろうとボードをしまった。
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