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DEAD LIFE   作者: をか岡
第1章

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ギルドメンバー

ピコン

[スキル 二人称視点"夜光眼"を獲得しました]

ピコン

[夜光眼を使用中は1km先まで目前に視認することができ、自身に降かかる攻撃を予測可能。二人称視点に切りかえた場合は自分とその他もう1人の視点を共有可能。]

スキル獲得?なんで俺が…


朝起きたらスキル獲得してました。

なんでだ!?俺なんかしたっけ?なんで急に…

ピコン

[このスキルは自分にとって最大の恐怖を二人称視点から再認識することで獲得できます。]

これって、2日前ハユンのギルドに行った時のあれか?だとしてもタイムラグすごすぎじゃないか…?スキルってそんなもんなのか?

それにしても、1km先まで見えて他人と視界を共有できるってめっちゃ便利じゃないか!俺視力そんなに良くないから嬉しい!確か裸眼で0.5くらいだったかな?とりまえずラッキーだな〜


「ヤマトー?荷物準備できたか?」

「バッチリです!」

と言ってもまとめる荷物なんてないんだけどね。

ハユンからスマホを貰った数日後、早速連絡が来た。『ギルド内にヤマトくんの部屋を用意できたから準備が出来次第何時でも来てくれ。』という内容だった。早速俺は住み込む準備をして今日出発する。

「ダウビンさん。短い間でしたが本当にありがとうございました。いつか必ず恩を返します!」

「俺の方こそヤマトが来てから楽しかったよ。寂しくなるな。たまには店にも遊びに来いよ!」

「はい!」

お店まではこの前のスアンさんが迎えに来てくれるらしい。店の前で迎えを待つ。

また会えるとはいえ、寂しくなるな...。そんなことを考えながらぼんやりしていると見覚えのある車がやってきた。

「あの荒い運転は、スアンさんだ。」

道路に停車した車へ駆け寄る。すると向こうは気がついたのか助手席のドアを中から開けてくれた。

「スアンさん!お迎えありがとうございます。」

「お久しぶりです、ヤマトさん。どうぞ乗ってください!」

車に乗りこみ、ドアを閉める。俺がシートベルトを締めるのを確認してスアンさんは車を発進させた。

「ヤマトさん荷物それだけなんですか?」

ダウビンさんがもう要らないからと貰った黒い鞄の中にスマホのみが入っており、服は最初ここへ来たときに来ていたスーツを着ている。

「はい。元々俺は荷物を持ってなかったですから。ハユンさんから頂いたスマホだけです。」

ハユンさんは不思議そうな顔をしながら言った。

「そうなんですね。じゃあうちのギルドに来てから好きなだけ欲しいもの買ってくださいね!」

「あははっそうですね。」

そうして話をしているうちにギルドのビルに着いた。車を下りて高いビルを見上げる。

これからここに住み込みで働くのか…緊張するな。

「さ、行きましょうかヤマトさん。」

「あっ、はい!」

小走りでスアンさんのもとへ駆け寄った。


「久しぶり、ヤマトくん。」

「それほど久しぶりでもないでしょう、ハユンさん。」

入口までハユンが迎えに来たらしい。

「私の直属の部下を紹介したいんだ。これからよく会うことになるだろうから。」

「そうですね、お願いします。」

ハユンに連れられて会議室と室名札に書いている部屋へ入る。

「紹介するよ。彼はここに所属することになったヤマトくんだ。」

「ヤマトです。これからよろしくお願いします。」

挨拶をしてお辞儀をする。顔を上げると皆さん物珍しそうに俺を見ていた。すると1人の女性が立ち上がった。

「初めまして。私はアンナです。これからよろしくお願いします。」

うわぁ、すごい可愛い人だな。ニコニコしていて雰囲気がすごく柔らかい、優しそうな目をした女性だった。

「よろしくお願いします。」

すると他の人も皆立ち上がって寄ってきた。

「俺はイーゼン、リーダーから話は聞いてるよ。」

笑顔で俺の手を取り握手をしてきた。でも目は笑っていないような…距離感がイマイチ掴めない…。

「これからよろしく。」

身長高いな、俺と何センチ差あるんだろう。真っ黒な黒髪に眼鏡をかけている。この人も目が悪いのかな?ていうかこのギルドには美男美女しかいないのか?そもそもこの世界、顔が整ってる人が多い気が…

「皆さんこれからお世話になります。よろしくお願いします。」

「私たちは基本、私含めたこの4人で活動しているんだ。他にもこのギルド所属の人間は沢山いるが、ほとんど関わりのない人ばかりだから気にしなくていいよ。」

「わかりました。」

「それじゃあヤマトくん。部屋へ案内するよ。」

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