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ならば、なぜ。
なぜ自分はこんなものと対峙させられているのか。
こんなものが、なぜ強引な手段を使ってでも、自分を呼び寄せた理由だと言うのか。
俊哉は《X―2》から視線をはずすと、ロバートの背中を再び見つめる。
まるでそれを待っていたかのように、ロバートは振り返った。
「トシヤくん」
中指を鼻元に持っていく。
ずれた眼鏡を直しながら視線を向けたロバートの顔には、いかなる感情も浮かんでいなかった。
「君に、この機体を操縦してもらいたい」
ならば、なぜ。
なぜ自分はこんなものと対峙させられているのか。
こんなものが、なぜ強引な手段を使ってでも、自分を呼び寄せた理由だと言うのか。
俊哉は《X―2》から視線をはずすと、ロバートの背中を再び見つめる。
まるでそれを待っていたかのように、ロバートは振り返った。
「トシヤくん」
中指を鼻元に持っていく。
ずれた眼鏡を直しながら視線を向けたロバートの顔には、いかなる感情も浮かんでいなかった。
「君に、この機体を操縦してもらいたい」