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Episode62 急襲

 ティラノサウルスたちの手から脱がれた僕たちは、再び、歩き始めた。その途中で、僕の家の前を通ったが、見事に瓦礫の山となっていた。

 ダダダダダ...

と、突然、たくさんの足音が聞こえてきた。僕たちはその音のする方を見、息をのむ。なんと、それらの足音の主は影の騎士たちだったのだ。それを見た僕は、

「モーメント!」

と唱え、騎士との距離を詰め、そのまま、空斬を放ち、ヤツらを1直線上に一掃した。しかし、影の騎士はまだ残っている。

 続いて、テーラが2本のナイフを投げ、2体の影の騎士に命中させる。すると、どちらもすぐに倒れた。そして、近づいた相手はナイフを振り、頭を裂く。

 シャキーン!

と、数体の影の騎士が同時に僕を斬ろうとしてきた。僕は、とっさに地面へ「魔力解放」をし、空へ飛び上がる。次に、杖を抜き、「シャイニングインパクト」を唱え、さっきの騎士たちを蹴散らした。そして、また、「魔力解放」でスピードを弱めてから地面に降りる。

 キン!キン!キン!

一方、バーロンとエレナも、影の騎士たちと剣を交えた攻防戦の中、1体、また、1体と騎士を倒していく。

 ヒューン!ヒューン!ヒューン!

次に、リリーが連続で矢を放つ。それらは、全て影の騎士の頭を射抜き、ヤツらを倒していく。と、目の前の騎士たちに夢中になっている彼女に、1体の騎士が後ろから襲いかかった。しかし、彼女はそれに気づいていないように見える。僕が助ける、と、思ったがそれは必要なかった。なぜなら、彼女が急に後ろを向き、その勢いのまま、斧でヤツの頭を断ったからだ。おぉ、ギリギリまで引き付けてたのか...。すごい!

 シャキーン!

なんて、感心している暇ではない。今は戦闘中だ。僕は、そう心を改めながら、目の前にいた影の騎士の斬撃をかわし、そのまま、横に剣を振り、ソイツを倒した。

 「聖なる力よ、輝く刃となりて、君臨せよ!セイクリッド・サーベル!」

「邪悪なる力よ、漆黒の刃となりて、君臨せよ!ダークネス・セーバー!」

と、マリアとエリーナさんが斬撃魔法を唱えた。すると、たくさんの光の刃と黒の刃が同時に影の騎士へ飛んでいった、。そして、アメジストのおかげなのだろうか?光の刃は2つで1体、黒の刃は1つで1体という倒す割合がエリーナさんの方が多かったのだ。それを見て、僕は5つの宝石は本当にすごい力を秘めているのだなと実家した。

 そして、その後もこの攻防戦は続き、特に、目立った害もなく、僕たちが勝利した。それから、僕たちはまた歩き出す。さぁ、アークとの決戦の日はもう目の前だ。

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