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Episode48 銃使いのシャドウナイト

●今回初めて登場するアイテム●

麻酔銃

麻酔弾が装填された中距離銃。銃声が小さいため、暗殺者アサシンには重宝されている。

ショットガン

威力の高い弾が装填された中距離銃。射程距離は通常と変わらないが、途中で拡散するため、射程範囲は広がる。

 アレックスさんと別れた僕は、6人が動けるようになるまで待つことにした。

 やがて、全員が動けるようになった。なので、僕は

「行こう!」

と、言った、すると、彼らも歩き出した。

 「ねぇ、この島にはどんな宝石があるのかな?」

テーラが聞いてきた、僕は

「多分、エメラルドだと思う。」

と答える。なぜかというと、僕たちが持っているルビー、トパーズ、アメジスト、サファイアは『バッファルの書』に記されている5つの石の内の4つで、残りが緑色の宝石・エメラルドだからである。

「ふ~ん...。」

僕の答えに、彼女は微妙な声をもらす。

 と、突然、リリーが

「誰かいます。警戒してください。」

と言ってきた。僕たちは一旦、会話を止める。

「誰かって?」

僕が聞くと、彼女は

「わかりません。ですが、確かにいます。」

と答える。なるほど、それが敵なのか敵でない(あえて、”味方”と言ってないのは、その誰かが敵ではなかったとしても、信用するに値しないからである)かはわからないわけが。とりあえず、警戒するにこしたことはないな。そう思って、僕たちはかなり慎重に歩き始めた。会話もほとんどしないほどである。しかし、僕たちはその何者かにの奇襲を受けてしまったのだ。

 スチャ!

と、突然、後ろから銃を向ける音がした。音のした方を見ると、そこにはショットガンを持ったシャドウナイト。その姿を見て、シャドウナイトたちは剣以外も使えるのか!?僕は心底驚いたが、他の6人は平然としている。知っていたのか?そう思うと、僕だけが知らなかったことになる。何だか情けない。僕はそう思った。そして、気づけば僕たちは銃使いのシャドウナイトたちに囲まれてしまっていた。

 「武器を捨てて、手を挙げろ!」

銃を持ったシャドウナイトに言われた。僕は武器を捨てる。ついでに、こっそりと「ドローイング」でポーチの中にある、4つの石を引き寄せ、

「無限なる空間よ、我が代物を収めたまえ!キーピング!」

と、最近、覚えた収納魔法を発動する。そして、ヤツらに見えたいように、空中に開いた穴の中に石を入れ、すぐにそこを閉じた。この僕の行動に次いで、みんなも全ての武器を捨てる。さらに、僕たちは手を挙げ、なにも出来ないことを示した。

 シュバッ!シュバッ!シュバッ...!

その瞬間、麻酔銃が7つ放たれる音が聞こえ、それぞれが僕たち1人1人に命中する。僕たちは崩れ落ち、意識がなくなるまで待つことしか出来なかった。おそらく、武器は全部回収されるだろう。しかし、4つの石には指一本触れることすら出来ない。なぜなら、他人には、仲間ですら介入出来ない、僕だけの空間にそれらがあるからだ。僕はそんな思いで、みんなはほとんどなにも考えないまま、フッと意識を絶った。


 そして、再び目覚める。僕は起き上がり回りを見る(当たり前だが、丸腰だった)。嫌にも見覚えのある景色だ。そう、アスト村でも体験した(?)、牢屋の中である。

 やがて、他のみんな(もちろん、全員丸腰だ)も目覚めキョロキョロと回りを見回し始め、ここがどこかわかると、全員、ゾッとしたような顔を見せた。

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