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Episode41 水龍

◆今回初めて登場する人物◆

アルバート(54)

シーサーペントの長。ウォルトの義理の兄で人の心を除くことが出来る。

 無事、バハムートを倒し、アメジストを手に入れた僕たちは島の長にありがたく報酬をもらいシーサーペント島を出発する。

 「お主らはこれからどこに行くのじゃ?」

僕がリリーを僕に乗せていると、シーサーペント島の長・アルバート様が聞いてきたので、僕は

「オーディン島へ向かいますが...何か?」

と言う。すると、アルバート様は

「そうか、そうか。わしの見切りの力はまだ衰えておらんようじゃのう。」

と笑いながら言う。そうか、この人、見切りの力があるのか。人の心を読めるなんて良い能力だ。僕はそう思った。

「で...どうかしたんですか?」

「いや...先日、オーディン島からドラゴンが町を襲ったらしいんじゃ。それで、今日、応援要請が来たのじゃがお主らに頼んで良いかの?」

僕が聞くと、そう聞き返される。そんなアルバート様に僕たちは声を揃えて、

「もちろんです。」

と言って、飛び立った。


 そして、オーディン島。そこには、アルバート様が言っていた通り、ドラゴンがいた。青色をしている。

 「日光よ、突き進め!ソーラービーム!」

僕は杖を抜き、そう唱える。すると、杖先に光が集まった。僕はそれを、青いドラゴンに放つ。しかし、それはドラゴンが放った高圧の水によって打ち消された。かと思うと、ソイツは僕たちに向かってその高圧水を放ってきた。僕たちは、それぞれにパートナーに合図を横に飛ばせる。しかし、それを、高圧水が追ってくる。そこで、僕たちは途中で急上昇する。すると、その高圧水地獄から抜け出すことが出来た。

 続いて、僕たちは一直線に並び武器(全ての武器に、僕とマリアが光の纏いを施しておいた)を片手にドラゴンへ突っ込む。

 ドドドドド...!

すると、青いドラゴン、もとい水龍は水の連弾を放ってくる。僕たちはそれを縦に横にかわし、編隊飛行のまま、突進を続ける。そして、水龍を横切る間際、それぞれの方法で攻撃した。

 ジャキーン!ドーン!グシャ!

たくさんの斬撃と打撃の音の後、水龍は怯んだ。僕はそのスキに龍を、拘束魔法「バインダー」で縛りつける。

 その後、水龍が暴れ始めたが、僕がさらにさらに魔力をかけると、ジダバタもがき始めた。少し疲れたが、大きな問題はないだろう。僕はそう思って、

「十字の聖剣よ、貫け!クロスカリバー!」

と唱える。すると、水龍の上に十字形の光が現れ、それは龍の心臓辺りを貫いた。すると、そこから大量の血が噴水のように吹き出し龍は死んだ。

 「うっ...。」

「クロスカリバー」でかなりの魔力を使ったためなのか、大量に血が吹き出したところを見たからなのか、少し気持ち悪い。僕は吐きそうになりながら地面へ降り立った。

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