↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

おいしいごはん

作者:ぽぽろ
最新エピソード掲載日:2026/11/06
如月(きさらぎ)ひより、高校二年生。
クラスでのポジションは「清楚で、優しくて、細くて可愛い、完璧な女の子」。
誰もが彼女を羨み、誰もが彼女に憧れる。
けれど、誰も知らない。
彼女が毎晩、深夜のコンビニで四千キロカロリーもの食料を買い漁っていることも。
お風呂場でシャワーの音に紛れ、喉の奥に指を突き刺していることも。
涙と鼻水でぐしゃぐしゃになりながら、
「今日も太らなかった」と、歪んだ万能感に浸っていることも。
彼女にとって「おいしいごはん」とは、
自分の心を埋めるための泥であり、すぐにドブへ投げ捨てるべき罪そのものだった。
──あの日、放課後の多目的トイレの鍵が、外から閉められるまでは。
「綺麗だね、如月さん。いつも完璧な君が、中でゲロまみれになって泣いてるの、想像するだけでゾクゾクするよ」
暗闇の向こうから聞こえたのは、クラスで最も目立たない男子生徒・蓮見(はすみ)の声。
手元には、彼女の「秘密」を完全に捉えたスマホの画面。
バラされたくなければ、僕の言うことを聞いて。
世界一綺麗なお人形でいたかった少女と、彼女のいちばん汚い場所を愛してしまった少年の、
息が詰まるほどに不器用で、どうしようもなく歪んだ、青春ストーリー。
──ねえ、今日のメニューは何にする?
第一話
2026/11/06 17:00
第二話
2026/11/06 17:10
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。