何か知らないけどよくそういうこと思いつくよね?
注射器をくるくるとまわしながら、曲を一人口ずさむ太宰。
アキラをベッドの上にのせて、目隠しと手の甲に突き刺さったナイフを抜き出す。さながら寝たふりをしている彼の腕を除菌し、即効性だから一日寝かせればすぐに回復すると思いながら、透明の液体を注入する。
「申し訳ございませんね、アキラさん。」
真っ赤になった額に冷やしたタオルを置く。
ーー・・ーーまた、やってしまった。目的があったとはいえ、ここまでしなくてよかったのに・・・・。
そこまで傷つけなくてももうちょっといい方法あったかもなぁ・・・・。
まぁ、いいや、アキラさんの可愛い顔を見るだけでお腹いっぱい・・・・。
さぁ・・・・明日はどう遊ぼう?
ーーーーやっといきやがった。
あのクソ太宰・・・・・、今すぐ殺したい、今すぐしょっぴきたい・・・・。
今すぐ残像すらなくなるほど殴り倒したい・・・。
今すぐその汚い四肢切断して、内臓放り出して、指詰めして、仕返しに両目をくりぬいて、ハラワタに電流流してやりたい・・・。
どうせならその内臓ホルマリン漬けにして、太宰の口に詰めてやりたい・・・・。
願わくば体のパーツを一つずつ切り出して拷問したい・・・。
あの野郎・・・・俺の事どんな目で見てんだよ。
そんなに俺が日和見主義のバカだと思ってるのか・・・。
逃げないとでも思っているのか?
あぐりの事を薄っぺらい感情でしか想ってないと思っているのか?
「死ね・・・・。」
ぼそっと口の中でつぶやく。
それより早く、あぐりを助けなくては。




