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檻への入れ方、出し方

監禁編開始です。

ちょっとグロさ増すかもしれません(序盤はまだマシ)


今回は本気で内臓が潰れた音を聞いた。

ナイフに刺されて数秒後、大量の血が傷跡からダラダラと出てくる。


「あっ。」


衝撃と耐え難い痛みから、後ろに転がり、机で背中を大きく打つ。

その上に太宰がのぼり、傷跡をジロジロと見ている。

必死に動こうとしたが、意識が朦朧としてきて、動くこともままならない。

頭がクラクラとして、脳の命令で体が動かなくなるほど全体的に麻痺してきた。

銃を取り出すことすらできない。

誰かを呼びたいのだが、部屋には不運ながらも誰一人としていない。


「微量の麻薬を紅茶の中に入れておきました。四時間後に効いてくるので、時間ぴったりです!

ああ、ちなみにこれには頭を狂わせる効果もあるんですよ!あなたがこんなバカみたいな判断をして、一人でここにきたのは、その薬のせい。あなたのせいではありません、安心してください。

まあ、すぐに眠って痛みが効いてくる頃にはお昼寝中です!


さてさて、知ってしまったからにはーーーー貴方の存在ごと消さなくてはならないですね。そうですねえ。本来は殺しますが、今回はあくまで上司です。


アキラさんーーーー意外と私貴方のことを尊敬しているんですよ。刑事としても、犯人としてもね?


だからーーーここで殺すのも勿体無い。


ーーーー・・そういえば、アキラさんって綺麗な灰色の目をしておりますよねーー。


私綺麗なものが好きなんです。


その目、いつでも見えるところに置いておきたい。ああ!良いこと思いついた!


アキラさん!その左目、欲しいです!」


彼の狂気じみた声と顔が俺の顔に近づいてくる。

顔をぐいっとナイフに寄せられ、左目に刃の先に近づけてくる

首も同時に窒息するぐらいに締められ、息が荒くなる。

太宰が俺の左目を今にもくり抜こうとしていることにも気づかずに。


「ちょっと痛いですよ」


ナイフが当たる感触がした。

ああーー

まるでラムネからビー玉を抜こうとする子供のような顔をした太宰が、俺の左目を抜いたのがよくわかった。

ぐりぐりと左目の溝を掘って、めんどくさくなったのか、一気に引っこ抜いた。


「ううーーーーあっっっっっっ!いっっっ・・・・。っっっっ。」


情けない悲鳴を出して、右腹部と目の痛み、そして麻薬のめまいに負けて、俺は気を失った。


もう一度言うよ


ごめんカフカ。俺も負けたよ。



ーーーーーーバサリと倒れる元上司の姿。

ああ、眠ってるときは天使みたいに可愛いなあ。

まあ、左目にクレーターのように穴が空いているのは別として、この目綺麗。

飴玉のように舌で転がしたくなる。


まあ鑑賞はあとにして、あぐりを回収に行きますか。

あの子、勝手に自白して後で厳しく懲らしめなくちゃなーーー。

アキラさんの腕を見て、自分での拷問の仕方もしっかり教わったよ。


ありがとう、アキラさん。

感謝しなくちゃね。


とりあえずアキラさんを車に乗せたいんだけど、バレちゃうから。

あのダンボールにでも詰めていこっかな!


台車を用意して、大きな段ボールの中にアキラさんをうまいこと入れる。

こんな事言っちゃ殺されそうだけど、アキラさんちっちゃいからなあ。うまくフィットする。


あぐりはアキラさんの取調室、駐車場の奥にあるからそのままでいいか。

こんな事もあろうかと近くに駐車しておいてよかった!


アキラさんのは行ったダンボールを閉める前にこれだけしておこう。

なに、ただの置き手紙。


「警視庁の皆さまへ


江戸川彰警部と夢野あぐりは私、レイエ・ドストエフスキーこと太宰暦警部が預からせていただきました。


江戸川警部に関しては彼の元部下が責任を持って預からせていただきます。

楽しいことになるでしょう。

では。


太宰暦」


ーーーーーこれでいいか。


アキラさん。私達も楽しみでいましょう!


あと、言っておきたいことあったんです。アキラさん



「一生私のそばから逃げないでくださいね」


そう呟き、私は彼の傷だらけの首筋に熱いキスをした。

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