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にくゑ【ある世界が終焉を迎えるまでの道程。そして――】終焉の探偵  作者: カクナノゾム
第一部 にくゑ

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断片資料|メモ

 (角の丸くなった紙のメモ帳、ページの端が破れかけている。几帳面な鉛筆書きだが、字は震えている)


美穂ちゃんと健太くんが、いない。

今日、学校に来なかった。


清音に聞いたら「知らない」って。

あゆみも「さあ」って首をかしげるだけ。

でも、あゆみの目、笑ってなかった。


村のおばあさんに聞いたら、

「そんな子ら、最初っからおらんかったんじゃないん?」

って笑われた。


――違う。いた。

 健太くんは本ばっかり読んでた。

 美穂ちゃんはお弁当を作ってくれた。

 二人とも、ちゃんといた。


先生(吉川先生)のところに行こうとしたけど、診療所の戸に鍵がかかってた。

初めて見た、鍵のかかった診療所。


誰も、いなかったことにしようとしてる。


 だから、書く。

 忘れないように。

 これだけは、忘れない。

 ここまでのご愛読、ありがとうございます。

 少しでも先が気になるな、と思われましたらお気軽にブックマークしてくださいね!


 そして、面白い! と思われましたら是非☆☆☆☆☆で応援してください!

 ランキングが上がれば、より多くの人に届きます。

 貴方の応援で、どうかこの物語を広げて頂けると!!


 コメント、レビューなども大歓迎です。

 大長編ですが、追いかけて頂いて後悔はさせませんよ!

 全話投稿済みなので、どうか最後までお楽しみ下さいませ。

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