表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
3/7

教会

短いです。

 青空がぴよぴよと降り注ぐ中、俺とロード様は一◯キロ先の丁度ドラゴンが落ちた場所に来ていた。ホクホク顔で炊飯器で米を炊き、ドラゴンの血抜きや下処理を終えて後は焼くだけ。と言うところ。

 村人だろうか「イカヅチが降り注ぎ大地が茂り、神が降臨なされた。そなた達もあいまみえたであろう先程の光景」

 嬉々として語りかけて来たのは教会の神父であったらしい。

「ロード様教会って言うのは今の世界でいちばん粘り腐ってる最悪な所で、信仰を盾に子ども達を売り捌く最悪集団っす」

 小声で話したつもりだったが

「何かね青年? 一見商人のようだがギルドからの追放がお望みかな?」

「めっそうもございません神父様。神々が教会にもたらした御意向を俺なんていっかいの商人が無視出来るはずもなく、ただ商人の端くれここに先に立ち合わせていただけた神々の御意向が私めにも幸多からんことをと告げていると信じております。お情けで骨だけでも頂ければ商人冥利に尽きると言うもの。核も肉も血も皆で分け合えばより行幸となるでしょうと、古に伝わる文献にはあったかと」

「ほう、そなた商人のままではもったいない知識があると見える教会に仕える気があるなら今のうちじゃぞ」

「いえいえ滅相もないっすたまたま知り合いから譲り受かった常套句っすよ」

「そうか、気が向けばその骨も教会で買い取らせていただこう」

 そう言うと久々のドラゴン肉だっと教会の人間たちが騒ぎながら持っていった。

 それを見届けて『我が食うべきだった肉が……』

 と寂しそうなロード様にちょっと俺のカバンの中に入っててください。と言うや否や俺はコカトリスのたまごを叩き割った。


 瞬間草原だった場所は崖地に変わり、コカトリスの群生地帯にワープして俺はコカトリスに頭を齧られながらもたまごのみをゲットして安息の地まで離れるとロード様に女神様の付与について簡単に話し始めた。

「こんな感じで俺が殺生をするとソイツの故郷に飛ばされる仕組みになってるんす」

「大体の人間は死地に赴くことになるし、俺も痛いことは痛いんであまり使わないんすけど教会は面倒なんで使っちゃいました」

 てへっと笑っているが教会と言うところは本当に録でもないことが知れてロード様はぷるっと震えて怒りを表にするのだった。

『今後このようなことがないよう計らってやろう』

 そう静かに言うと小さなゴットフェニックスを北へ。魔王城へと飛ばすのだった。


ーーーー

 魔王城では魔王ロード様を取り戻すべく運動が始まっていた。

 しかし相手は、魔王本人が認めた不老不死の人間。

 一筋縄ではキマイラ軍曹率いる兵たちでもロード様本人に返り討ちにあってしまう。

 それを危惧して動けずにいたらロード様本人から伝令が届いたではないか。

『全軍に継ぐ。教会を潰せ全世界の教会を根絶やしにしろ』

「聞いたか? 魔王様からの伝令だ」

「丁度鬱憤も溜まってたところ、奉仕として魔王様の御心のままに」

「「「魔王様の御心のままに」」」


 かくして教会の最高の時代は終わりを迎えるのだった。まあ時間はまだまだかかるんだけどね。

 徐々に教会の影響力は縮まりを見せ始めたのがこんにちだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ