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9話 変態顕現そして入団試験

メントリア宰相が、ギルドのドアを開けようとした時、何やら中が騒がしく

メントリア宰相が

「少し離れてください。」

とそう言おうとした瞬間、ドアが中から外へ吹き飛ぶと同時に、黒髪の少女が一緒に、ダイナミックに飛び出てきた。

黒髪の少女はそのまま地面に倒れ、少女はピクピクと痙攣し、恍惚とした表情をしていた。

3人は、驚愕し、宰相はドン引きしていた


◇ ◇ ◇


時は遡り、レイがギルド内に入っていく時に遡る

ギルド内には、多くの冒険者がおり、一番奥に少し高い段差があり、そこに4つの席が用意されている

三人がその席に座っており、あと一人を待っている状態だ

その中で、席に座っている1人が顔をしかめ、

「いつもだが、あいつはいつ来るんだ?」

と言い

黒髪の少女は、ズンズンとカウンターに歩いていき、カウンターの机をバン!と叩いた


「黙れ!お前にあの人の何がわかるんだ!あの人は、いろんな人に引っ張りだこで、任務で頼られているんだ!そんな神も羨む聖人のあの人のことなんか文句はおろか!考えることすら恐れ多いんだぞ!」

男は、その言葉に反論を諦めたのか

「…オウ、ソウダナ」と肯定した

反論すれば、長々と"あの人"のことについて長時間熱弁されるからだ


急に少女は、周りの匂いをかぎはじめ、目を輝かせ、後ろを向き、超スピードで黒いローブを被っている人に向かって、走った

「マ・ス・ターー!」

「ぶっ飛べ!」

少女は黒ローブを被っている人に殴られ、スピードを利用され、そのまま扉と一緒に外に、飛んでいった

倒れた少女の様子は、恍惚としており、ピクピクと痙攣していた


◇ ◇ ◇

「やはりこうなりましたか」

「いつ来ても愉快ですねここは。」

とメントリア宰相はほほ笑み

黒ローブを被っている男は黒ローブを豪快に脱ぎ、地面にたたきつけそのまま

「おう、何処がだ?何処を見て愉快だと?

おお!?」

「そんな、かわいくて美人だなんて。そんな」テレテレ///

「お前は、何でもポジティブに変換する能力でも持ってんのか?」

「そんな、誰もが認める超絶美少女だなんてそんな」テレテレ///

「もうヤダこいつ」

「なんでフード被ってたのに俺だってわかったんだ」

「匂いですよ?」

「え?あ?は?は?は?

(え?あ?は?は?は?)」 


あまりに、理解できない言葉にレイは言葉を失いやっとの思いで喉奥から振り絞った言葉は、

       「キモ(キモ)」


その一言だけだった


「ねえ?なんで匂いでわかんの?獣人じゃねえだろお前!?」

「そんな!?私の唯一の特技だと言うのに!?」

「いらねえ特技だな!?」


「そんな事言わないでください」

とジリジリとレイに近づく

レイは後ずさりながら、

「こっちに来るんじゃねえ!近づくな!俺のそばに!ぢがよ゙る゙な゙ぁ゙ーー!?」


ジリジリと近づいては、後ずさりを繰り返していると宰相が、さながら猫のように少女の首を掴みギルドの中に放り込んだ

「これでは、一生終わりませんので」

流れるように縄で強固に縛りながら

「おとなしくしておいてください」

少女はグギギと唸りながら

「こんな物!愛の力さえあれば!」

と言いながら体をクネクネ、バタバタしながら暴る


「ありがとう。助かった。後少しで俺の貞操が終わるところだった」

「それは良かったです。では、日が暮れないうちに試験を終わらせてしまいましょう。」


レイはそうだなと頷き、奥に行き席に座る


「随分と遅かったな」と黒い装備をつけた冒険者が声をかけた


「ああ、ギルか…そりゃ、ギリギリまで時間潰していたからな。」

「そんな胸張っていうことじゃないと思うが。」


「それで、試験内容はどうするんだい?何か考えは?」

と金の防具を着た男性が声をかけた

「うるせえぞ。金メッキ。今考えてんだから」

金メッキはため息をし

「金メッキじゃなく、シャル。と呼んでくれと何度も言っているだろう?」

「うるせえ!金メッキシャル」

「語呂が悪いじゃないか」と文句を言い

「君もなんか言ってくれ」

と呆れながら、隣りにいる双剣を背負っている丸眼鏡をかけた女性に話を振った


「私が言っても意味がないことぐらいわかるはずでしょう?」

とシャルに向かって文句もとい正論を吐いた

「よくわかってるじゃないか。メイ」

とレイは喜んでいた


試験内容をどうするか4人が考えていた時


赤髪の少年が、

「なら!俺がギルドに入ってやるよ!」

と、堂々と

後ろから

「は?」

と、ドスの効いた声部屋に響いた

その声の主は、縄で縛られている少女であった

赤髪の少年以外は「こっわ」と声を零した

おそらく少年は、何かしらの能力かなんかで聞こえていないのだろう…

たぶんきっとおそらくMaybe


「おい!貴様!私がギルドに入るんだ!お前みたいな奴はおとなしく家に帰れ!バーカ!バーカ!」

と縄に縛られながらも怒り

少年は

「縄に縛られている奴に言われても…

フッダサッ」

と嘲笑した

「おまえー!!」

と怒号が飛んだ

そんな様子を見たレイは、何か思いついたように、ポンッと手を叩くと

「めっちゃいいこと思いついた!」

「それは?」

とシャルが聞くと


レイがとたんにポケットから緑の魔石を取り出しニヤリとした表情を浮かべ

「これを使う」

と言った


三人や他の冒険者は疑問を浮かべた

「つまり、この魔石を取り合ってもらう。

魔石を取ったやつが、自分で俺たち4人のクラン、ギルドの中で何処に入るか、が選べる。って寸法さ。」

「まあ、後お前たちが気に入った奴は、個人的に誘えばいい。」

「いい試験内容だろ?」


「君らしい」とシャルが

「そうね」とメイが

「そうだな」とギルが


「少年、名前は?」

とレイが聞き

「俺はドラゴだ!」

と自信満々に言い

「じゃあドラゴ、ほらっ」

ドラゴに向けて魔石を投げ渡し、ドラゴがそれをキャッチする

瞬間縄に縛られていた少女は、縄を腕の力で引き千切り、ドラゴの懐に一瞬で入り、飛び膝蹴りをかまし、宝石を奪う

その一部始終を観ていたほかの冒険者は一斉に少女に向かって宝石を奪いに行った


「その魔石をよこせ!」

「ギルドに入るのは俺だ!」

「いいえ私よ」

「ふん。来なさい!返り討ちにしてあげるから。」


レイは宰相に近づき

「その三人は見学か?」

と聞き、宰相は頷き

「まあ、そこから一歩も動かなけりゃまあ大怪我するこたねえだろ」


朝倉瞬が

「分かりました。というかここから一歩も動けないと思います。」

その言葉に、ほかの二人は頷き

「でしょうね」

と宰相も頷き

レイは

「帰りてえ(胃が痛え)」

と弱気になっていた


変態エミュのむずい

変態に磨きがかからん


それではまた何処かで巡り合いましょう

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