7話 冒険者になる上で必要な事とは 後編
ノリで、ペンが進むとはこれいかに
月は沈み、日は昇り、朝日が室内を照らし、人々を夢から覚まさせるよい時間となった。
天気のいい早朝である
そんな早朝の中、一階では、何やら怒号やらが聞こえ、騒がしかったのか、3人はそれぞれ起き、ドアを開ける。
「なになに!?何があったの!?」
江藤菊理が慌てたように、言い
白石結菜が
「少し落ち着いてください、頭に響きます。」、と言い、落ち着かせ、
「でも怒鳴り声が聞こえるよ。けんかしているみたい」
と朝倉瞬は、ビクビクしているのか、弱気に言う
白石結菜は「とりあえず行ってみましょうか。」と言い、一階に降りて行き、江藤菊理と朝倉瞬はその後ろについて行った。
「あの、どうしt」
「だーかーらー!あんった!何っ回振られんのよ!もう才能よ!あなた!」
「今日で何回目よ!」
「えっと…ろっ6回?」
そこには
その女性の親なのか、怒鳴っている高齢の女性が、目を泳がせ、冷や汗を流しながら、質問に答えている女性を、説教している構図があった。
「百なんてとうに超えてるわよ!振られすぎてこっちも、数えるのやめたわよ!」
「へっえへへへ」
「褒めてない!」
「うっ」
「酒飲んで!酔って!周りの机やら棚やら備品やらを尽く破壊つくして眠ったあ!?
あんた何回同じことを犯してんのよ!?」
どうやらこれが初めてではないようだ
「私は言ったわよね!?酒を飲まなかったら振られることはないって!なんで飲んだの!」
「えっと、さっ酒が私を呼んでいた。みたいな?」
「だまらっしゃい!」
「うっ」
「だ!か!ら!【酒豪の破壊神】なんて呼び名で呼ばれるのよ!」
「えへへ、それほどでも〜」
「す!こ!し!は!恥じなさい!」
「はい…」
「はぁ、結婚したいなら、酒は飲まないこと!いいわね!無理だと思うけど」
「あぅ…わかりました。善処します」
「あなたねえ。」
「はぁ、もういいから、部屋に戻って着替えてきなさい!」
「はい…」
女性は肩を下ろし、トボトボと歩き、3人には目もくれず、通り過ぎ、その背中は、中々に哀愁を漂よわせるものだった。
3人は(自業自得なのでは?)と心のなかで思い、(大人になってもこうはなりたくない)と強く誓った
その女性の親がこちらを見て、
「ごめんなさいね、朝から。あの子ったらまた振られちゃったの。自業自得だけど、直そうとしないのよね〜。」「どうしたものかしら」と言いながら苦笑していた。
朝倉瞬はもしかして、と思い「店主なんですか?」と聞いた
「ええそうよ」
「それじゃあ、席についてちょうだい。ギルドに行くのでしょう?レイ君から聞いたわよ。」
「朝食は、作ってあるから、食べなさい」
3人は指を差した席を見ると、肉の入ったビーフシチューのようなもの、丸い小さなパン。サラダに、目玉焼き。と十分に豪華な朝食が3人前並んでいた。
3人は、豪華なそして、あまりにも美味しそうな朝食に目を輝かせる
すぐに席に座り、3人は、息があったかのように同時に「いただきます」と言い、一斉に食べ始めた。
まるで子供が、好物を前にしているかのように、パクパクと食べ始めた。
それを店主は、ほほ笑みながら観察していた。
「若いっていいわね〜」と独り言をこぼしながら
3人は食べ終わり、店主は、「おいしかったかしら?」という問いに3人は、「おいしかったです!」と元気に答えた
その時にちょうど、ドアが開き、カランカランと、鈴の音が鳴る。入ってきたのは、メントリア宰相だった。
「おや、ちょうどよかったようですね。」
「そろそろいきますか?それとも、少し休憩したからいきますか?」
3人は、数分悩み、目を合わせてから頷き
「すぐにいきます!」
「では行きましょうか。」
癒しの館を後にし、街道に出て、冒険者協会に向かった。
意外と近かったのか、十数分で冒険者協会に着き、中に入り、真ん中のカウンターに向かった。
メントリア宰相と3人は、メモリアのところに行き、挨拶を交わし、二階に上がっていく。今回はメントリア宰相も、ついて行くようだ
「おはようございます。早朝から申し訳ございませんが、昨日の続きを始めてもらってもよろしいでしょうか?」
「さすが宰相さんですね。いいですよ、あと数時間後ぐらいに、人が多くなる予定ですので、今は大丈夫のはずです。
ではこちらに。」
調査室に着き、メモリアが
「では、最初に、この世界についての質問などはありますか?」と、3人に聞き、
朝倉瞬が質問した
「召喚された時の説明でも、聞いたんですけど、魔王っていないんですか?」
メモリアは、「そうですね…」と言い少し悩んでから話た。
「いる。というのが正しいはずです。多分」
「どう答えましょうか。宰相さん。」
「そうですね。正直に言ったほうが分かりやすいかと。」
「やっぱりそうですよね。分かりました。」
「では、話しますね。」
「先ほども言ったように、居るには、居ます。
魔国という国にいるんですが、今その国を統べているのは、次期魔王であり、魔王代理です。」
「じゃあ、前期魔王はいないのか。と言われると、正確には居ます。」
「なんなら、この国に住んでます。なんなら、ある冒険者と結婚しています。」
「え?」「え?」「え?」
「「「はぁ!?」」」
3人はフリーズしたかと思いきやすぐに驚いた。
江藤菊理が驚きを隠せないのか、
「ちょっ、ちょっと待ってください。魔王がここにいて、しかも冒険者と結婚してる!?どういう事!?」と声を荒げ
メモリアは何とも言えない表情をして、
「どういうことと言われましても、そういうこととしか。」
「えっとですね。この世界には
【絶対的不可侵条約】というのがあります。
すごく簡単に言うと、
【他者の種族、並びに、同族を虐める、戦争をすることを絶対に禁止する。
もし反すれば処刑される
戦争をすれば、その国以外の全国の国が、被害のあった国の味方になる。】
というものです。これにより、多種族の、異文化交流を高め、見た目や能力での、戦争やいじめは激減し、多種族間での結婚なども多くあります。」
「それは、魔国にも反映されます。」
「答えとしては、こんな感じですかね」
白石結菜は、まだ困惑しているのか、眉をひそめながら
「じゃあ、誰が魔王と婚約したんですか?」
と質問をした
「それは、一番はじめに、勇者召喚によって召喚された人が婚約者です。」
「そして、その婚約者が、【絶対的不可侵条約】を作った人でもあります。」
3人は、いまだに疑問を払拭できていないのか、「なるほど?」と首を傾げた。
メントリア宰相は
「これについては、話すと長くなってしまいますので、次に行きましょうか。」
と言い話題を変える
「そうですね」と、メモリアは言い、咳払いをする
「それでは、今から短めの時間には、なりますが、冒険者講習について、始めます」
「まず初めに、冒険者にとって必要なものは何だと思いますか?」
朝倉瞬は
「基礎体力とかですか?」
と答えた
「それもありますが、違います。
正解は、自分の持つ能力を完璧とは行かずとも、十二分に理解することです。」
「"自分がどんな事ができるのか"
それが分かていないと、基礎を作るなど以ての外ですからね。自分の能力に応じた、基礎鍛錬をしないといけません。」
3人は、確かにと頷く
「それは、ギルドに入ってから、自分に応じた基礎鍛錬をしてくれれば大丈夫です。」
「では、次に魔法スキルについて教えましょうか。」
「魔法スキルには属性がいくつかあります。
基本的なところで行くと、
火、水、雷、氷、風
土、木、無、聖、闇など
特殊属性で言うと、
自然、血、重力、空間など、
また、無属性では、一部の人は無属性ではなく、結界魔法など、無属性のスキルの中でも一つの魔法スキルに特化した者も居ます。」
「また、それぞれの属性に合わせた魔法スキルを持っていなくても、それぞれの属性の魔法は扱えますが、特殊属性は扱えません。」
「魔法スキルというのは、魔法を使ったときに、魔力量の消費を抑えてくれたり、魔力の火力を上げてくれたりする。補助的な役割をしてくれるのが、スキルになります。」
「詠唱で発動する攻撃魔法や覚えないと技を発動できない攻撃を【アーツ】と言います。」
「アーツというのは、火属性魔法で攻撃する。ファイヤボールや、ファイヤバレット、ファイヤウォールや、フャイヤーアローなどが該当します。
無属魔法では、それぞれの五感強化、身体強化、マジックアローやマジックバレット、バリアなどが該当します。」
「魔法スキルがあったとしても、アーツを覚えないと、魔法は発動できません。」
「最後に必要なことは、"モンスターの属性や、生態を調べること、覚えること"。
です」
「覚えておいたら、そこに居ないはずのモンスターがいる。ということで、調査が入ったり、ダンジョンのモンスターによる氾濫に対抗する時間を十分に稼げます」
「ここまでが冒険者になるうえで、最低限知って置かなければならない要点です」
「ここまでよろしいでしょうか?」
3人は、「ある程度は…何とか」と言い
メモリアは「まあ、ギルドに入ったときに、また、話されるでしょうから。
その時にでも分かっていればよいですから、焦らなくても大丈夫ですよ。」
「死なないのが一番ですから」と微笑み
3人は、「それは…まあ、」と言い肯定を示す
「それでは」とメントリア宰相が声をかけ、
「そろそろ人が多くなる時間ですから、あとはギルドにでも聞きましょう。」
「メモリアさんも、そろそろ戻ったほうが良いでしょう。」と答え、
メモリアが頷き「また困ったことがあったら、聞きに来てくださいね。」と言って、カウンターに戻っていった
「それでは、私たちは、南にあるギルド街に行き、ギルドを見て回りましょうか。今日は、あるギルドの入団試験ですし」
とメントリア宰相が話し、三人を連れギルド協会を出て、ギルド外に向かった
四千文字だってよすごくね?
ノリで書いてんだぜ?これ
それではまた何処かで巡り合いましょう




