4話 勇者召喚 後編
感想とアドバイスがあったらお願いします
無理して書かなくてもいいので
では、本編
「改めて自己紹介させてもらおう。
今日一日限り、召喚者達の教師になる
イシス・レインだ。よろしく頼む」
「さて、ここからが一番重要だ。もちろん今までの話も十二分に大事だが…」
「お前ら、ステータスって念じてみろ」
習慣者たちは次々とステータスと念じていく。すると、目の前に、ゲームで言うところの、ステータス画面の右の欄に上から、名前、称号、力、耐久力、素早さ、精神力、魔力量、魔力効率が数値となって表記され、左の欄上部には、スキル、アーツと書かれている。
そして、自分のステータスは、他人には見れないようだ。
皆、ステータスを見て一喜一憂しており、そのなかでも、数人の顔が曇っている。
一人が
「おお!すごい!ゲームみたい!」
一人が
「うわッ!すごい!いろんな能力が数値化されてる!」
女性が
「称号に、聖女ってある」
一人が
「精神力ってなんだろう?」
そしてまた一人小声で
「…………うぅ数値が少ないし、称号もない」
すると、
レイが口を開ける
「各々確認できたな?じゃあ、剣聖って称号持ってる奴いるか?こんなに大人数だったらさすがにいるだろ。」
一人の男性が、手を挙げる、先程王に話していた人だ。容姿は、俗に言う容姿端麗といったところか
「はい!僕です!」
レイは、小さく笑みを浮かべ、王の隣りにいる宰相から、剣を借り、男性に渡した。
「ほらっ、これやるよ。」
男は、急なことに、疑問を浮かべる
「?はい、あの!」
男が質問をしようとした時にレイが名前を聞いてきた。
「お前名前は?」
「僕は、如月久音【きさらぎ くおん】です。」
「そうか。じゃあ久音、構えろそして歯ぁ食いしばれ?」
急な命令に、反応できるはずもなく、パンチを腹に食らい、王室のドアがあったであろう場所まで吹き飛ばされる。
急な出来事に、召喚者はおろか、勇者召喚を見に来ていた貴族でさえも、唖然としていた。
そこで大人が声を上げるが、即座に遮られた。
「おい!お前何をっ」
「おう、黙れや」
「つ!?」
ため息をつき、話し始める
「見てのとおりだ。剣聖という称号を持っているから、強いんじゃあない。
ちゃんとした防御、姿勢、構え、向きが、完璧じゃないと、防ぎようがないし、才能があるからといって、誰にでも勝てるというわけじゃない。」
「才能があるだけで努力をしないやつと才能はないが、何年、何十年も努力してきたやつどっちが強い?後者だろ。」
「おい、大人!そう、お前に質問だ。」
「どうやったら、達人になれる?」
大人は答える
「それは、天才な人とかじゃ。」
怒りを含めながら、即座に否定される
「違う!バカか、お前は?」
「達人になるには、天才になりましょう?秀才になりましょう?天才だったら、秀才だったら達人になれます?」
「馬鹿だろ、阿呆だろ、愚かだろ。」
「努力したやつが達人になれるんだ」
「それに天才だ?そんなやつ、誰一人としているわけねえだろ」
「才能がある奴を天才なんて言わん。才能がある奴を天才などと言ったら、世界中を探せば、誰だって見つけられるだろうよ。」
「才能があるやつは、ただ才能があるどけの人間だ。天才ってのは、全知全能のことだろ」
「人間は、全員ばかだ。そんなバカしかいない人間の中で、何か1つ2つ得意なこと、才能ってやつがあるのが人間なんだ」
「それをお前らが人間だというのに、なぜ気づかない?」
一部の人が食い入るように聞く。
一息つき、淡々と話し始める
「称号ってのは、その人をその人たらしめる、ただの名前にすぎん。」
「所詮、それをやらされているに過ぎないんだ」
「勇者、救世主、英雄などという、称号を持つものがいた。そのものは、皆にチヤホヤされていた。お前は英雄だってな。だが、任務に失敗すれば、罵詈雑言、非難の嵐だ。」
「そう、蓋を開けてみれば、英雄という者に皆が乗っかって、称え、役に立たないと知ったら捨てる。所詮、"英雄"をやらされていたに過ぎなかったんだ。」
微笑みながら、少し上機嫌に
「このなかにも、称号や数値が少ないやつもいるだろう。称号がないやつもいるだろう。スキルが一つもないやつもいるだろう。
そいつらは運がいい。なんたってそれは、何にでもなれるし、何にでも覚えることができるってことだ。」
「剣をひたすら振って、剣士になるもよし、魔法を、独学でもいい、一から学びスキルを覚え、魔法使いになるのもいい。
体重を鍛え、拳闘家になるのもいい」
少し声を張り
「魔法のスキルを事前に覚えているやつも、剣士のスキルを事前に覚えているやつも、誰かが、あれをしろ。こうしろ。こうなれと。誰も決めちゃいない。何にでもなってくれ?」
それじゃあ、と一息おき
「俺からは以上だ。これから、ギルドに戻らないといけないからな。」
それじゃ、と言い王室を後にし、帰っていった
宰相が手を叩き、パンッと音をならす。
「それでは、以上の事を踏まえ、王都学園に行くものは、右にいる猫耳の赤髪の女性に、冒険者養成学園に行きたいものは、左の眼鏡を掛けたエルフの男性に、また、そのまま冒険者になりたい人は、そのまま残ってください。」
宰相がそう言うと、ぞろぞろと並んでいく
「おや、今回は、三人が残りましたか。それでは、三人は私が案内いたします。ほかの二組は、代表の指示に従ってください。では行きましょう。ついてきてください。」
宰相と、男一人、女二人は王室を後にし出ていった。
ぶっちゃけ、この小説ノリと勢いで書いてる
それでは、また何処かで巡り合いましょう。




