2話 勇者召喚前日 後編
2話目、カクヨムに訂正しているやつのコピペです。
「ったく、そんなに怒らなくてもいいじゃねえかよ」
「戯けが、遅れなかったら怒ることはせん。」
「そうですよ〜遅れるほうが悪いんですよ〜」
「お前も同罪だ!戯け!」
そう三人が言い合いながら、ギルド長室の扉を開け、入っていった。
中には、長机と、横3つ、前後に一つの椅子が並べられ、奥には、リーダーが座るであろう、少し高めの机が置かれ、その横の壁に、
体重を掛け、腕を組み、そして
「す〜す〜…」"寝ている甲冑"がそこにはあった。
………………ブチッ
「フンッ!」
手に持っている本で甲冑の頭を力のある限り叩き、バンっ!と大きな音を立てる。すると、甲冑が起き、くぐもった声で話してくる。
「んが!?おお、遅かったな、レイ、シュリ、ソラヌス」
「あなたは、寝るにしても、立って寝ることなどないでしょうに。もう定例会議が始まるんですよ。墨令様。」
「おはようございます。師匠。」
「おはようございます。墨令さん」
「うむ、では、早く会議を始めよう。」
「おう」「ええ」「わかりました」
4人は、2人ずつ対面になるように、椅子に座る。
「では最初に、明日にある、勇者召喚ですがギルドマスターのレイが行く、ということでよろしいですね?」
「おう、いつも行ってるからな。三年に1回、魔族だとかのしがらみは、もうなくなり、する意味はあんまりないはずだが、ま、あれだな、習慣みたいなやつだな。」
シュリが欠伸をし、呆れたように
「面倒な習慣もあったものですね〜」
ソラヌスがため息をつき、肯定する
「まったくです。次に、近くにある複数のダンジョン内の、間引きですが…」
「ああ、それなら幾つか私が、やっておきました。と言っても直近で、3つだけ。一応、スタンビートの予兆はなかったはず。」
「ふむ、わかりました。」
「次に、この、ハンターの集会所に入ってきた。新人はいますか?」
墨令が退屈そうに話す
「いなかったな。まったく、これじゃあ、新人を鍛えられんではないか。」
「今ある人たちで勘弁しておいてください。」
ソラヌスが「ふぅ」と息をつく
「今日はここまでですね。ああ、後、レイ宛てに手紙が来ていましたよ。」
「ん?何々ー?」
拝啓
イシス・レイン様
前略
中略
後略
敬具
追記…孫生まれたぞい♪✌
グシャッと手紙を握り潰し呆れと怒りを露わにする。そして息をつき、己を落ち着かせる
「明日、あいつをぶん殴ってくる」
「そうですか、では、私の分まで殴っておいてください。できれば、十倍に。」
「おう、任せろ。原形が分からないぐらいぶん殴ってくる。」
墨令は、やれやれといったふうに、肩をすくめる。
「あいつも変わらんな。特にふざけるのが。」
シュリが微笑みながら
「ええ、本当に。あれで一国の"王子"ですのに、お盛んですね。」
「だな。」
レイが何かを思いついたように、口を開く
「んじゃ、少し体動かして来る、時間かあったら、ダンジョンの間引きしてくるよ」
「私も行きましょう。そもそも、そのために、私は、ここに来ましたから」
「修練場使うぞ。」
「ええ、わかりました。今は、誰もいないので。使っても大丈夫ですよ。ああ、それと、間引きは、ほかのパーティーが行ってくれるようなので納得のいくままに、打ち合ってください。静かなので。」
「辛辣ですね。剥げますよ?」
「はっお前が禿げろ」
「ほら、行くぞ」
ドアを閉じ、廊下を歩き、修練場に向かう
「まったく、おまえ、あいつからかうの好きだね〜」
「反応がいいですから♪」
場所は、変わり、修練場
倉庫には、刀、薙刀、短剣、大剣、弓、鎌、槍、直剣、レイピア、大中小の盾などが置いてある。
修練場の、何も置いていない、模擬戦問にはうってつけの場所に行き、両者、刀と短刀を、抜刀し、向かい合う。
【戦闘において、掛け声は不要、掛け声があっては、それは戦闘ではない】
これは、師匠から聞かされたことであり、模擬戦に於いては、十分に効果があるものだ。
相手の一挙一動に目を光らせ、片方が右に行けば、片方は左に行く、風がやみ空気が澄んだとき両者は、同時に動く。
シュリは短刀を逆手に持ち、首めがけて斬りかかる。レイは、逆風で短刀を弾き、逆袈裟切りで応戦する
「ふっ!」「はあ!」
切られる方向に回転し、遠心力を使い、回し蹴りをする。回し蹴りを脛で受け止めると同時に、後ろに下がる
「チッ!」「っぶね!」
足が地面についたと同時に瞬歩で短刀、否、薙刀を突きつける、既のところで横に避ける。
「しっ!」「キモっ!?」
「ひどくないですか?キモい、だなんてこれが本来の姿だというのに」
「キモいのにかわりはねえだろ、よく作れたな、それ、魔力を流さなかったら短刀、魔力を流したら、薙刀、キモいったらありゃしねえ」
「そろそろ、終わらせますよ!」
突き、逆風、刀でのはじきを利用し、薙刀を回転させ持ち手で突く、上段蹴りで弾く、薙刀で横に薙ぎ払い、刀で薙ぎ払いに合わせ、弾く、徐々に、攻撃スピードが上がっていき、両者連撃を繰り出しす。砂ぼこりが舞い、薙刀で相手の首に掛け、王手を掛ける影ができる。砂埃が晴れる。
「私の勝ちですね。」
「そうだな。戦いにくいったらありゃしねえ、遠近を自由自在に使う、卑怯ではないが、相手にしたら嫌だね。」
「それを狙っていますので。」
「もうちょっと、いろいろ試したいから、付き合ってくんね?」
「いいですよ」
そこから、二人は、納得のいくまで打ち合い、気がついたら、日が暮れていた。
「もうこんな時間か、撃ち合っただけで終わっちまったな。帰るか?」
シュリが、眠気眼をこすりながら
「ええそうしましょう。帰って体洗って、飯食って惰眠を貪りましょう。」
「………おう」
読了お疲れ様でした。
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それではまた何処かで巡り合いましょう。




