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1話 勇者召喚前日 前編

初めて描く、異世界物の小説です

場所は王都カランディア………から遠く離れた森に建っている、木造の家


髪はバイオレット色、セミロング、体型は巷で言うところの、スレンダー、背丈は170はあるであろう女性が、口を開く


「ある書物にこう書かれている。」

「数年前、ダンジョンから幾万という軍勢が攻めてきたとき、ある狐の面をかぶった一人の冒険者が、人々を守るために立ち上がり、一人で立ち向かった。その軍勢をたった一人で食い止め、その冒険者は英雄と呼ばれるに至った。………ってどうしました?」

彼女の目の先には、苦笑いを浮かべ、腰に狐の面をかけた男性がいた


「いや?ホラ話も過ぎたら、笑いモンだと思ってな?」

「おかしいだろ、その話、色々と。」

「?よくできていると思いますけど。」


「そういうことじゃないの。そもそも1人で立ち向かってもないの。パーティで、立ち向かったの。」

「それでも、十分にすごいと思いますけど。」


「そうかねえ?俺の師匠のほうがよっぽどすごいしなあ。気づいたら後ろにいるとかよくあるし。」

「後、パーティにいた魔法使いは、全属性、混合魔法に並列魔法、さらに膨大な魔力を持ってる

所謂、魔法のエキスパート、今は大賢者だとか、天才だとか言われてるな。」

「それにゴリラだろ?」

「ゴリラ?悪口かなんかですか?」


「んなわけないじゃない。名実ともにゴリラだぞ?ゴリマッチョに、体格すごくて、脳筋でな?巷ではゴリラが人の形をしているだの、脳筋クソゴリラだの言われてるな」

「うっわあ…よく一緒に入れましたね?」

空に飛ぶカラスが鳴く

「もう時間だな」「そうですね。」

男はそう言い狐の面を腰にかけ、刀を2本腰に携え、女は、短刀にしては、刃が少し長い短刀を、装備している袖の中に隠し、弓と矢筒を背中に取り付け、

「行くか」「ええ」

そう言い、家を後にした




――――――――――――――――――――



場所は王都カランディア入口付近

そこには、門番が二人、立っていた。

「そこのお二人、身分証を」

「「はい」」

「確認しました。どうぞお入りください」

「ありがとうございます」

王都の中に入り、ある場所に行くために歩き出す。

「いや〜身分証確認は、いつやっても慣れないね。」

「そうですね。もし止められたらと思うと、ゾッとしますもん」

「それわかるわ~っと、着いた着いた」


そこには、家にしてはでかく、豪邸にしては小さい、木造の建築物があった。

そして、なかにいるであろう人たちからにぎやかな声が聞こえてくる。

そこにある看板には、こう書かれてある


    "ハンターの集会所"


「やっと着いた。」

「いつも思いますが、行き帰りが遠すぎます。」

そう言いながら、ドアを空け中に入る。

「しょうがねえじゃん、静かなところに住みたいと思ったら、森ん中に建てるしかなかったんだから」

すると、カウンター近くにある二階に行くための階段から、男性が出てき、今しがた読んでいたであろう本を閉じ、降りてきた。

「……、遅いぞ、レイ。ハンターの集会所の、規約第一条には、朝礼が始まる前に、[メンバーが全員揃うこと]と書いてある。これは、メンバー全員の、生存確認でもあるはずだ」

コツコツと階段を降りる

「だというのに、リーダーがそもそも、遅れてどうする、この戯けが!お前もだぞ!シュリ!」

「すまないな」「へ~い」

「はい!だ!」「は〜い」

「まったくお前というやつは」

シュリは「べえ〜」と舌を出し、レイは、苦笑いをし、肩をすくめる

「まったく、明日は勇者召喚の日だというのに、もうちょっとシャンとせんか。」

「「パパ?」」「誰がパパか!だわけが!」

男は、息を切らし、大きくため息をつく。

「はぁ、もういい、朝礼は、かわりに済ませてある。メンバーは全員いる。お前たちは、

今すぐに、ギルド長室に来い。」

そう言い、三人は、二階にあるギルド長室に入っていった。


モブ冒険者一同

(やっぱり保護者では?)

読了お疲れ様でした

感想、誤字報告、アドバイスお願いします。

それではまた何処かで巡り合いましょう。

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