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魂の魔王  作者: ジャック
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貴族の屋敷3

「お前ら最低だな」


 そういいながら隠密を解く。すると貴族は、


「侵入者だ!」


 そう大声で助けを求めた。顔がバレてしまったら全員殺さなくてはならない。面倒だな。扉の後ろから走る音が聞こえる。どうしようか。魂の魔物にでも相手していてもらおう。


「オーク、スモールオーク」


 取り敢えず5体ほど出しておく。


「扉を開けさせるな」


 そういい扉を開けさせないようにしておく。これで少しは時間稼ぎ出来るだろう。


「貴様...こんなことしてどうなるのかわかっているのだろうな!」


「お前らはどうせ死ぬんだ。顔がバレても殺せばいい。別に誰が殺したかなんて分からないだろうな」


 これで貴族どもは自分が殺されてしまうとようやくわかったのだろう。みるみる顔が青ざめている。


「な、何を望んでいるのだ?金か?やるから命だけは助けてくれ」


 死ぬと分かったらこのざまか。呆れるな。取り敢えず一人殺して脅してみよう。


「ダークランス」


 そう唱え、領主の妻だと思われる女性を殺した。


「ヒィッ!」


 まさかこんなすぐに殺されるとは思ってなかったのか。または命を助けてくれると思っていたのか。さらに顔を青ざめた。


「お前らはそんな風に言っている獣人や人間を殺したんだろう?同じことだよ」


 そう言って、剣を引き抜く。貴族は尻もちをして、汚い水溜まりを作っている。ザシュッ!そんな効果音とともに息子を殺す。


「まだ生きている獣人やエルフはいるのか?」


「え?」


「同じことを言わせるな」


「は、はい、います。それを教えたら命は助けて下さい!」


「どこにいる」


「地下にいます!言ったのでどうか命は...グハッ!」


 何か言っていたようだが聞きたくもない。まだ生きている人がいるらしい。助けるか。

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