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魂の魔王  作者: ジャック
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分身

 シュティと別れ、ウルフとシャルを拾って宿に帰る。帰る途中は襲われることは無かった。

 宿に戻り、自室へ帰ると早速分身スキルを使う。頭がクラッとして後ろに倒れそうになるが、何とか耐える。前を見ると、


「ん、あれ?」


 俺がいた。服装は違い、安そうでそこら辺にいそうな服装をしているが、顔や髪型は俺そのものだ。ってか髪伸びてきてるな。鏡が無いから分からなかった。

 ってそうじゃなくて、こいつをここの街の兵士にすればいいんだよな。俺の戦闘力が目当てに誘ったのだろうがそのうち強くなっていくだろう。


「よう、新しい俺。分かっていると思うが、シュティと一緒にこの街の兵士になってくれ」


「ああ、分かっている。明日朝一で行く」


 流石俺。やってほしいことを分かっている。多分こいつはもう放置しても上手くやってくれるだろう。それでもうひとつやりたいことが、


「いい加減このシャドウウルフの名前を決めたい。ウルフが定着しかけている」


 ウルフが気に入る名前をシャルと決めたい。


「どんな名前が良いか?」


「ご主人様にお任せします」


 やっぱそういうだろうな~。やっぱカッコいい名前にしたいから、


「ハティとかどうだ?」


「いいんじゃないんですか?」


 月を永遠に追い掛け続けるという伝説の狼ハティ。シャドウ()で月食を起こすとされていて、目が赤いのがいい感じになっている。


「明日ハティでいいか聞いてみる」


「多分気に入りますよ」


 気に入ってくれるといいな。

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