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魂の魔王  作者: ジャック
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クシーの街34

「待たせてしまってすまない!」


 舌打ち青年に呼びに言ってもらってから少ししたら、猛ダッシュでシュティが走ってきた。鍛えてるせいかめっちゃ早い。


「さ、こっちへどうぞ」


「ああ、すまない」


 前の時と同様に訓練場らしき場所に生き、個室に入り、対面する。


「準備は出来ているか?」


 最初に俺から切り出す。


「準備というのは領主の件だな?そこそこ出来ているぞ」


「そこそこというのはどれぐらいか?俺はすぐにでも行けるがそれに反対派はどれぐらいの人数がいるのかも知りたい」


「人数は予想だが5.60人ほど集まると思う」


「対する領主側の兵士は?」


「2.300人ほどだな」


 嘘だろ。そんなんでやろうとしていたのか?強さもあまり変わらないし、相手には冒険者が揃っている。どう見ても不利だろう。


「無理だな」


「我らは真っ向勝負をするつもりはない。夜襲をかけて攻撃しようと考えている」


 夜襲なら非番の兵士は来るまでに時間が掛かるだろうし、あまり警備の兵士もいないだろう。それに冒険者も寝ているはずだわ


「なるほど、それで?」


「それでとは?」


「俺はどう動けばいい」


 俺が一番知りたいのは自分の動き方だ。元々殺さなくてはならないし、いざとなったらこいつらは見捨てる。成功して報酬を貰えたのならそれは展開がものすごく上手く行った時だろう。多分ほとんどの人は死ぬな。まあ俺はこいつらに指示されても、殺すことを優先させよう。

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