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魂の魔王  作者: ジャック
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小さな村2

「どうかしたのか?」


 土下座している村民たちに問う。中には身体中が傷つき、血を流しながらも土下座している。...ってかこの世界にも土下座の文化あるんだ。


「貴方は神様でしょうか。勇者様でしょうか」


 目の前で土下座している中年男性が聞いてくる。


「俺は神でも勇者でも無い。ただの冒険者だ」


 そう答えると土下座していた人たちは驚いた表情を顔に張り付かせながらこちらを見てくる。俺がそんな風に見えるのだろうか。目の前にいる中年男性から話を聞くと、ドラゴンを手懐け乗ったりするものは普通いないと言う。たまに飛竜ならいるが、レッドドラゴンなどの色付きドラゴンとかはほとんどいないらしい。それこそ伝説の勇者とか、たまに遊びに降りてくる神様ぐらいしかいないらしい。


「なるほど。そうだったのか」


 中年男性(一応村長らしい)に話をしてもらい、一人で納得する。てか体刺されてる人とかいるから回復しておいた方がいいよな。この村全体に、


「エリアヒール」


 を唱える。すると間違ってケガをしていた盗賊も回復してしまったが、レッドドラゴンを見て森の中に逃げて行ってしまった。村民らしき人たちは口々に感謝を述べてくる。それらを軽くあしらっときながらあの盗賊について村長に話を聞く。

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