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いたた、あれどうなったんだ?

「痛ぇ...」


 俺は体の痛みで目が覚めた。


「ユウリが起きた!」


 聞き慣れた声とともにみんなの声が一斉に聞こえ始めてきた。


「ユウリ、大丈夫か?」


「ユウト...か?、あの後どうなった?」


 戦いの行方が気になった俺はあらかたの状況を彼から聞いた。


「そうか...、結局のところアウスは倒せなかったのか...」


「ああ、だが奴らの狙いは各大陸の守護龍だということがわかったのは大きいぞ」


「確かにな」


「難しい話ばっかで余にはわからんぞ〜」


「マオには後で私が分かりやすく解説するから安心して」


 マオとアイカの相変わらずなやりとりを見た俺はホッと一安心する。


(よかった、あいつらは無事か...、これ以上俺の仲間を失うわけにはいかないからな...)


 2人の方を見ながら微笑むが、内心穏やかではなかった。

 俺がブンブンに負けたという事実が消えることはない。


「すまないな皆...、俺が弱いばかりに迷惑をかけて...」


「驚いたな!、ユウリが謝るなんて」


 ユウトが大きめの声で驚いていたが「俺だって悪いと思った時くらい謝るさ」と返した。

 その姿を見た彼は見てはいけない物を見ているような顔をしたまま後ろを向く。


「まあいいだろう、こんなユウリが見られるとは思ってなかったしな、それと借りは返しといたぞ」


 小袋を指差したユウトは部屋から出て行った。

 それに続くようにユウトの仲間達もドンドン退出していく。


「待ちなさいよ!ユウト!」


「皆さん、またどこかでお会いしょましょう」


「アイカさん、またお話ししましょう」


「お前らも元気でな...」


 彼らが出て行った後、取り残された俺は小袋を開けてみる。

 中には6万ゴールド入っており、予想以上の額が稼げていた。


「ふん...、ユウトのやつ...」


 俺は静かに笑いながら外に広がる夜空を見上げた。


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