12話 複合魔法
会話担当さんに高校生以下は分からないって言われたんで補足
㏖は物質量の記号
アボガドロ定数ですね
―5月21日 9:10 天界”破壊者の館”―
「魔法の融合ですか?ありますよ。どこで知ったんです?」
「夢で相手が炎球と水球を融合させて水蒸気爆発を撃ってきまして」
「そうですか…まぁいいです。とりあえず明日複合魔法については教えます。今日は引き続き物質量について教えていきますよ」
へぇー。複合魔法っていうんだ。
というか明日なのか…㏖難しいから授業無くなればよかったなぁ。いやまずい!そう思っていることがバレたら終わりだ!
無心無心……
―5月22日 9:00 天界”破壊者の館”―
「昨日言った通り今日は複合魔法についてです。まず複合魔法の発動条件を伝えます」
まぁ発動条件はあるよね。水蒸気爆発だって昨日やってみようとして対消滅になったし。
「まず魔法はイメージで形成してから発動までに時間差をつけることができます」
えっ!あれって絶対に同時になるんじゃないのか……僕の鍛錬不足?
「時間差をつけた状態で二つ以上の魔法を組み合わせる。それが複合魔法発動の条件です」
「組み合わせる?ただ混ぜるだけじゃダメなんですか?」
「えぇ。魔法を形成後に小さく分けて立体パズルのように組み合わせます。そしてその出来たパズルが発動するときに使った魔法が全て同時に発動しなければなりません」
えムッズ!すぐにバラバラにして立体パズル?少しでも発動がずれたら終わり?出来っこない!?
「まぁこれが一つ目の方法です」
あ、まだ発動方法あるんだ。良かった~。
「二つ目の方法は、複数人で同時に魔法を発動するやり方です。この方法なら同時に形成することができるため、魔法形成時点で立体パズルになります」
「こっちのほうが難しくないですか?複数人で同時になんて」
「いえ、こちらのほうが簡単です。なぜならたいてい自分の傀儡…は言い方が悪いですね。自分が作った人形などにあらかじめ何秒後にこの魔法を形成とか指令を出して行うので、成功確率はこっちのほうが高いです」
傀儡って…こわ⁉︎
人形でも魔法の発動できるのか…人形軍団とかどこかにいそうだな。
「プリント渡しますよ?」
「あ、はい!」
「書いてあるのは必要な魔法の詠唱単語です」
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複合魔法
※操作が難しく、暴走しやすい魔法があります。細心の注意を払って使用しましょう。
熱風〘火+風〙
蒸気〘火+水〙
粉塵爆発〘火+土〙
熱光線〘火+光〙
爆炎嵐〘炎+風〙
溶岩生成〘炎+岩〙
溶岩弾〘炎+岩〙
溶岩球〘炎+岩〙
溶岩壁〘炎+岩〙
水蒸気爆発〘炎+水〙
炎雷〘炎+雷〙:雷を纏った炎
太陽光〘炎+光〙
極小太陽爆破〘炎+光〙:周囲一帯が超高温になる
聖炎〘炎+神聖〙
黒炎〘炎+闇〙:高威力の炎
隕石墜落〘炎+岩+風〙
泥沼〘土+水〙
砂嵐〘石+風〙
電磁砲〘金属+風〙
嵐〘水+風〙
台風〘雨+風〙
水雷砲〘水+雷〙
癒水〘水+光〙
癒しの雨〘雨+光〙
聖水〘水+光〙
浄化の雨〘雨+神聖〙
暴風雨〘水+風+雷〙
吹雪〘氷+風〙
聖雷〘雷+神聖〙
――――――――――――――――――――
「この神聖って何ですか?」
「光の上位属性である神聖属性のことです。12歳の時に教えます」
そういや属性教えてもらったときに言ってたような気がする。
泥沼って複合魔法なの⁉︎絶対分けて発動したほうが楽でしょこれ…
あ!これ聞かなきゃ!
「魔法を発動する人形って貰えたりします?」
「あげません。それに人形の魔道具は自分で作ったものでないと魔法を発動できませんよ。自分の魔力が通らないので」
それじゃあ複合魔法使えないよ……いや、まだ策はある!
「それなら人形の作り方は…」
「魔道具は暴走の危険があるので学院で作り方を教わります。後作るには免許が必要です」
あぁ…複合魔法使えない……
今日武器訓練あるから炎雷とか黒炎とか武器に纏わせてみたかったなぁ……
㏖…慣れれば簡単なんですけどね。如何せん僕には有効数字の理解が難しかったです。
形成:球、壁、弾などの形ができる
発動:射出、実体化(土属性など)、効果発生(火属性なら熱)などが起こる
他の作者の方の作品だと一緒になってることが多いですね
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