6射目
種馬王について、願いの女神トレヴィシア
今思えば、あれは些細な聞き間違いに違いありませんでした。
彼は「魔王」になろうとしていた。
しかし、雑音と私のわずかな心の揺らぎが、誤って「種馬王」と願いを刻んでしまったのです。
本当にあれで良かったのでしょうか?
自分の胸に問いかけたりもしますが、問い返してくるのは腹……
このトクン……トクン……という鼓動は果たして「種馬王」となった彼の凌辱によるものなのでしょうか?
私は女神です。「母親」になどなれるはずが……
しかし、あの男、ビュウにはそれだけの種を持っていて、私がこの腹に子を宿したとしたら……
もしかすると私は、それを「嬉しいこと」と思っているのかもしれません。
ええ、これは運命なのでしょうね……
――
「アァァ……ビュウ様、わたくしを可愛がってくださいまし……」
ビュウは腰を振りながら自分の股間に群がる修道女たちを一人ずつ抱きすくめ、その逞しい腕で腰に左手をまわし、右手で尻を掴むと、なにやら金属製の拘束具があるのを見つけた。
(――貞操帯だ……!)
ビュウは力を込めると気功を使い、次々と貞操帯を破壊していく。
「あぁっ、ビュウ様が私を自由に……!」
修道女の一人がついにビュウの武道着の前掛けのズボンを脱がせると、巨大な股間のブツが露わになる。
「おマラ様が大き過ぎでしょう。もうダメぇ……この欲には打ち勝つことはできません……神よ……!」
3人の修道女が次々と裸になってビュウにしなだれかかってくる。胸は大きく実り、尻は貞操帯の跡が食い込むほど成熟している。
ビュウの睾丸がジュクジュクと熱くなり、何かを放出する準備をしているのが自分でも分かる。
そして彼は――それを甘んじて受け入れた。
――
修道院の中を雄と雌の唸り声が響き渡った。
「おぉーっ!!」
「アァァ……」
ビューッ、ビューッ!
ビュウは三人目の修道女に5回目の射精をすると、あたりが白濁の海になっているのにも構わず、衣服を正し、修道院を後にした。
まだ修道女たちは起き上がろうとしている。
もはや彼女たちはゾンビ並みの欲望の深さだ。
「さっさと立ち去るか……」
思わぬオマケがあったが、これでベレルの処理は終わったはずだ。
次はウードの「戦利品」である、第二王女アイゼルの攻略だ。
さすがに王宮に入ることは容易ではあるまい。
いくら筋肉の塊のような鋼の肉体の持ち主であるビュウでも、力押しで王宮に忍び込んで暴行をすることはためらわれた。
(この“復讐”は、「静か」でなくてはならないのだ……!)
もはや陽が暮れようとしていた頃、メイド兵のアヤナが静かな足音で近づいてきた。
同じ背格好をした、王宮と往復をしている使用人の格好をしている。
「ビュウ様、通行証を手に入れました。私と入れ替えになった王宮の使用人はステラが館に運んでいます。殺しますか?」
彼女と同じくらい強いステラと共に偵察と侵入の任務につかせていたが、予想以上に手際が良いようだ。
昨日、自分の前でヒイヒイ言って性器に縋っていた相手とは思えない。
(だが、殺しますか? とは物騒過ぎるだろ……俺の下僕でありながら、こえーわ)
ビュウはアヤナと同じ方向に歩きながら、彼女の腰に手を回し、尻を掴む。
ビクッ、と一瞬身体をよじらせるが、すぐに平静を保とうとしている。
「よくやった。王宮側の女はそのままで、なるべく丁重に扱ってくれ。そのままお前たちと同じメイドにし、鍛えて兵にするつもりだ」
「……王宮の者ですから、危険では? できるだけ情報を吐かせたうえで、必要とあればこちらで消しておくこともできますが……っ///!」
軽く息を吹きかけながら、尻の、できるだけ股間に近いあたりを揉んでいく。
アヤナが縮こまったところで、自分も身を寄せ、できるだけカップルのような様子で人通りの少ない道に向かう。
「王宮の情報について第二王女を中心に手短に頼む」
「……第二王女のアイゼルは、明日の国王らが参加する鷹狩りに参加する予定のようです。朝早く動くのがよろしいかと」
「……分かった。すぐに着替えて屋敷に戻って、ステラにさっき言ったように報告しろ。俺はもう少し様子を見てから行く。今夜は最初にお前を抱いてやる」
「……はい!」
アヤナは嬉しそうにして、股間を押さえながら駆けていった。
ぎこちない足取りからして、先ほどは息を吹きかけ過ぎたようだ。
(さっきは修道院で精力を大量に消耗したし、さすがの俺も少し待たないとな……)
ビュウはその後、街娘一人を裏路地に誘い込んで種付けし、しばらく夕涼みしてから日が落ちる頃、屋敷へと帰った。
大変お待たせしました!
種馬王の活躍、まだまだこれからでございます。復讐を果たせる日は来るか?




