5射目
精力の回復は思いのほか早く、朝を迎える頃には再びビュウの睾丸は子種を作り上げていた。
まだ寝ている若いメイド兵たちをそのまま置き去りに、最年長のメイド長である27歳のゼラに着替えをしてもらう。
股間はしっかりと特注の布で結んでもらい、動いてもタマが固定されるようにし、丈の長い金属板の入った武道着を前掛け代わりにし、最後の結び目をしっかりと結ぶ。
「あぁ……ハッ、気のせいですわ。これで準備ができました」
「おう、行ってくるぞ」
「どちらまで……」
ビュウは声をひそめる。
「ちょっとな、サン・ビッゲム教会に野暮用でよ……これはここだけの話だ」
「……行ってらっしゃいませ」
ここだけの話、と言うことで特別感をゼラに与え、頭を撫でると、小一時間ほど全身の運動をして肉体を引き締める。
武道家というもの、毎日性的な行為だけでは鍛えられないものだ。
一通りのことが終わったら、さっさと街へと繰り出した。
「ここは、王都ビッゲムです」
「あぁ、知ってるさ……ん?」
町娘に声をかけられ、振り向くと、張りつめた胸と良く育った尻がそこにあった。
あまりのスタイルの良さに我慢できなくなり、手を握ると、息を吹きかけていた。
「ふぅ……」
「あの、ここは、王都ビッゲム……あぁ」
ビュウは一歩踏み出すと、町娘にビートをかけて声を絞り出す。
「そうだ。道具屋リトルビッゲムはどこかな?」
「それは……その……付いてきてくれますか?」
町娘が顔を赤らめながらよろめいた。
「あぁ……君は何歳になる? ちょっとそこの路地裏で話がある」
「私はマリス、16歳です。何か殿方、お急ぎのことでも……あぁ……」
――
アァァ……
欲望を吐き出し、行為を終えると少女マリスを横たえ、慌ててビュウは表通りに出た。
「いかんいかん……つい良い女を見ると孕ませなきゃ、という義務感が生まれちまう。さっさと教会に行かねえとな」
ビュウが教会に着くころには、正午を過ぎていた。
「これはこれはビュウ殿、この教会に何か御用ですか?」
中年の司祭が顔を出す。
「すまないが、ベレルのところまでご案内いただきたい。用件は本当に簡単なことだが、短時間だが直接会う必要がある」
「承知しました」
男どもに用はない。
ビュウはさっさと司祭が案内した施設内の女修道院へと突入していた。
若い修道女たちが応対する。
「あ、これはこれは英雄様、祈りを……!」
”祈りを”とは祈りの言葉そのものであり、この教会勢力内での合言葉である。
「俺の名前……知らないのか?」
「いえ、名前を聞いたことまでは……しかし、良い匂いですね、何かこう……」
別の修道女が、慌ててすぐに付け加える。
「あっ、そういえばビュウ様ではありませんか? あの勇者ルカイン様を補佐したという怪力の……」
「あぁ……よく知ってたな。”祈りを”。じゃあ、とりあえずベレルのところまで案内してくれないか? アイツと二人で話がしたい」
「はい……」
修道女たちは奥まったところにある庭園のようになっている場所に案内した。
気が付けば全ての修道女がビュウの後ろから付いてくる。
中には顔を赤らめる者までいる。
「すまない。ここまでで良い。話が終わったら合図をするから外してくれ」
「はい……」
ビュウは奥へと足を踏み入れた。
それはまるで聖女の胎内へと穢れを運ぶような行為に、ビュウ自身には映った。
これから行うことは……
「ビュウ、一体こんな時に、ここまで来てどうしたの?」
「良いか? ベレル……話を聞くんだ」
小柄な体躯に修道服を着こなし、普段よりもより清楚に見えた。
胸は控えめに見えるが、脱ぐと凄いと聞き、そして尻は比較的良く育っているようだ。
ビュウは股間がグググと反応するのが自分でも良く分かった。
「ベレル、お前は今、ルカインに騙されている……」
「うそ。それに騙しているのは貴方の方、ギャレットを殺したのは貴方じゃないの……?」
さすがに勘が良い……というよりルカインからの入れ知恵だろうと、ビュウは思った。
「それは違う。ルカインはギャレットを使って俺を殺そうとした。つまり俺はルカインに殺されかけたんだ……そして、お前は奴に、ルカインに捨てられるぞ、ふぅ……」
低音ボイスを意識してまくし立てながらも、ビュウは呼気をベレルに吹きかけていくのを忘れない。
「そんな……ルカインが裏切るはずが……あり得ないわ……アァ……」
さらに息と強烈なフレグランスでベレルを包み込んでいく。
「ルカインのヤロウは、王国の第一王女と結婚して、この国を乗っ取るつもりだ。ウードに隠れてな……ここに入るのを進めたのも、聖女にするためじゃねえ……ふぅ……単に厄介払いだよ! お前は捨てられたんだよ……フゥ……」
「そんな……わたし……」
ビュウはゆっくりとベレルのベールを脱がせ、次第に日陰になっている泉の方へと追い込んでいく。
意外と豊満な胸が露わになり、そして尻も見え、一糸まとわぬ姿になっていた。
「来い、こっちに」
「あぁ……」
ベレルを抱きすくめ、腰と尻を両手で包む。
制圧の態勢のまま、二人の距離が近づき、口づけが始まる。
ビュウも武道着を脱ぐと、全裸になり、朦朧としたベレルを抱いた。
「種ぇ……種ェェ……」
巨大過ぎるそれはベレルを虜にし、ビュウは何度も子種を放った。
アァァァ……
オォォォ――!
泉が白濁で汚染され、ベレルは濡れた身体をビュウに拭いてもらいながら、修道着を着せてもらい、そのまま眠った。
(孕んだらごめんな……だが、どちらでも俺に都合は良い)
目的は果たした。
さっさと着替えをすますと、ビュウは近道を使って女修道院から直接抜けようと試みた。
と、後ろから不意に手を掴まれる。
「げぇっ……」
そこには虚ろな目をした若い修道女たちが3人も立っていた。
「乾くの……」
「……私たちの性が……業が……あなたに全てを捧げよと言うのです」
ゾンビのように迫ってくる豊満な修道女たちに、思わずビュウはたじろいだ。
――まだ陽が落ちるには先が長すぎた。
お待たせしました。続きの投下です!
ビュウの野望と欲望はまだまだ序の口です。これからどんどんエスカレートしていくのでお楽しみに!




