4射目
「はっ、ビュウ……?」
グレイスは酒場の二階で目を覚ますと、誰も居なかった。
「ここは……ビュウ? 私の、愛する人……ッ……?!」
彼女は豊満な裸体を揺らし、立ち上がろうとすると、腰が抜けているのに気づく。」
ゴポォ、ゴポ……と腹から床へと白濁した液体が垂れていく。
その量はすさまじく、腹が膨れているのが分かる。
グレイスはぬめりを帯びた鍛えられた臍の近くを撫でる。恐らくは既にビュウの子を孕んでいるだろう。
腹を撫でている自分に、はっとなって我に返る。
「ビュウ……どうしてこんな……?!」
グレイスはまだ意識してはいないが、彼女もビュウも、既に屋敷を与えられた貴族の一員なのだ。
――
アァァァ――
オォォォ……
ビュウの屋敷にて、一人の男と四人の女が交わっていた。
あちこちにビュウの服装と鎧、そしてメイド服が脱ぎ散らかされている。
(屋敷が手に入ったのは良いが、まずはメイドの若い女どもから自分の手駒にしておこう……多分、この方法がベストなはずだ)
ビュウの上に跨ったメイドの女はビュウに夢中になっており、うっとりとした表情を浮かべ喘いでいる。
ビュウはその豊満な尻をしっかり両手で掴み、確実に種を仕込んでいく。
やがて、それが数回繰り返されたところで、メイドの女が仕込んでいた刃物で「ビュウの二度目を奪った」女を刺そうとした。
「危ない!」
女の得物を奪い、血を流しながらもそれを遠くに捨てる。
ハーレムでは女同士の関係が重要になってくる。
たとえばビュウが交わっている女以外は、ビュウが触る以外に女同士で快楽を貪る必要があるが、少しでも女同士での関係が悪化しギスギスすることで、ハーレム自体が成り立たなくなってしまう――ハーレムでは女同士の関係性も良好でなくてはならない……これはハーレムを成立するための基本なのだ!
――どれだけ絶倫であっても、陰茎は1つしかないのである!
「お前ら、俺に無断で女同士で喧嘩をしたら、この屋敷を追放するからな!!」
「アァァ、それだけはお許しを――!」
女たちはそして、再びビュウにしゃぶりついた。
ビュウもバランス良く頭を使って女たちを愛し、4人を交代しながら計12人の若いメイドに種付けを完了させた。
「お前たちは兵にする……メイド兵の誕生だ!」
これにより、ビュウの屋敷にて、「メイド兵」という兵科が大陸で初めて誕生した。
メイド兵とは、主に主人の身の回りの世話をしながら、同時に近接武器での護衛を得意とする、
静かなる戦士。
美しき番犬。
「せいっ、せいっ!」
有り余る精力を12人の若い女たちで代謝しながら、彼女たちを鍛え、さらに屋敷内外にいる男の兵士たちを鍛錬する。
こうすることで、無敵の軍勢をビュウはわずかな期間で完成させたのである。
(仮に孕んでしまったとして、12人の子ができるだろうが、それではまだまだ兵力にはできない。それに時間が必要だ)
(次は教会にでも行くとするか……教会にはベレルとその後輩たちが……)
ビュウの股間の毒蛇はわずか10日間で、次の獲物へと鎌首をもたげていた――
さて、ビュウの復讐劇はかなり気持ちの良い展開で進んでいきます。
長らくお待たせしました。次の活躍にご期待ください!




