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先の戦闘で蹴り飛ばされた刀を拾い上げ、鞘に収める。


焚き火の灯りを頼りに麻袋の口を縛っていた縄を解き、中にいたモノを引っ張り出す。


出てきたものはソフトレザーアーマーを着込み、長い黒色の髪を後ろ一つに纏めたエルフだった。最近流行りのライトノベルによくいる耳長ではなく、少し耳がとがっているだけの古典的なタイプだが。


もう片方もやはりエルフだ。こちらは深緑のローブに身を包み、平時であれば綺麗なストレートの栗色の髪が太陽の光を反射し、さぞかし美しいのであろうが今は土に汚れ、狭く低質の麻袋に押し込められていて、見る影もなかった。


捕えられてからさほど時間が経っていなかったようで、少しばかり安心できた。


火にあたり落ち着くと、暗闇で見えなかった自分の格好にも注意が向く。


どうやらポケットが多い機能的なカーゴパンツに、少し肌寒い時期に着るようなレザージャケット。間違っても刀を持つような格好ではなく、すこし気分が落ち込む。


レザージャケットを脱ぐと白色のタンクトップ1枚を着込んだだけだった。


きっと自分はファッションセンスとやらは存在していなかったのだろう。その事実に落胆し、両手を地面につけようとしたころでポニーテールのエルフが目を覚ました。

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