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恋も幸せも彼女しだい  作者: テイク
第二章 夏の出会いと、深まる何か
33/50

第三十三話 作戦開始

 戦況は互角といったところだった。先行させたこちらの部隊はどうやら、敵の妨害にあっているようだった。あちらの大将は中宮会長だ。こちらの策を読んできている。さすが生徒会長。伊達じゃないな。莉子も沢村も手強いし。まあ、三上が意外に役に立ってるおかげで、あの二人は抑えられている。


「本当に意外だ」

「もっと素直に褒めろよ!!」

「無駄口を叩く暇があるのならさっさと倒せ」


 アイツの通信機だけ壊してやろうか。それはあとでいいか。とりあえずは、あの三人を封殺した上で、敵本陣を狙うのがベストなんだが、まあ、そうはいかないみたいだし。


「さてと、A班は、そのまま前進しろ。敵をなるべくひきつけろ、お前たちは囮だ」

『了解(ヤー)!』

「次、B班C班は、分散しつつ敵を突破して、本陣を目指せ」

『了解(ヤー)』


 さて、これでどうなる。完全に部隊を分散させて、他方向から、同時に攻める。さすがに中宮会長も一人では対処しきれないはず。莉子や、沢村は三上が何とか抑えるだろうし。佐藤はどっか行ってるみたいだし。これなら、行けるか? だが、それでも向こうの軍は対応してきた。こりゃ、アレをやらないとダメだな。


「さて、全軍、後退」

『了解(ヤー)』


 地図(マップ)に表示されている自軍のマーカーが一斉に後退し始める。追撃はない。おそらく困惑しているはずだ。いきなり撤退をはじめたのだから。


「で、三上は敵陣地に特攻」

「了解(ヤー)って!! なんで俺だけ特攻なんだよ!!」

「うっとうしいからだ」

「お前の正直さに泣けるよ!!」


 そうか、泣くほど嬉しいのか。正直に生きるって言うのはいいことだな。


「違うわ!!!」

「はやくやれ」


 それだけ言って何か言う三上の通信を勝手に切る。さて、これで邪魔者は消えた。


「俺邪魔者扱い!?」

「お前、どうしてここにいる」


 どういうわけか、三上が隣にいた。こいつには僕の場所は伝えてないはずだ。なのにどうして、ここにいる。


「俺に悠がわからないわけないだろ」


 ドン引きした。


「ちょっと、この線からこっち側に来ないでくれ」


 まさか、三上にそんな趣味があるとは、確かにそういう趣味の奴がいるとは理解していたが、まさかこんな近くにいるとは。だが、僕には荷が重過ぎる。誰か他の奴に頼んでくれ。


「違うから!! そんな意味ないっての!!」

「さて、そろそろ作戦ポイントに敵がくるな」

「スルーするなよ!!」


 さてと、始めよう。今回は本当に勝たせてもらうぜ。今までは僕達男子組にはまったく良いところなかったからな。誰がなんと言おうと大人気ないと言われようとも、勝たせてもらう。だって、この機会を逃したらもう、中宮会長や沢村に勝てる機会なんて巡ってこないかもしれないからな。いや、単純な強さでの話しな。勉強とか抜きにして、単純な強さで勝ちたいのだ。男のプライドの問題だ。さあ、行くぞ。


「作戦開始だ」


 勝つための一手をうつ。

 反撃の狼煙が上がった。


なんだろう。最近悠君の性格が変わってきているような……。

まあ、いいか。


はい、三十三話目です。なにやら悠君が作戦を開始しました。

どっちが勝つかは決めてます。というかここまで見ればわかりますよね?


そして、ちょっとここでキャラクターの人気投票がしたいのです。感想がてら投票してくれると嬉しいです。


対象


狩野悠


佐藤美鈴


三上喜助


栗原直哉


木山秋子


黒江莉子


中宮風里


九条カリン


白崎小雪


九条ひとみ


沢村真希


狭間由宇


です。登場が少ないキャラとかいますけど、関係なしに投票お願いします。それにより、登場回数とかが変わります。

。


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