第十四話 学校説明
物凄い今更な気がする。
「今から説明を始めます」
中宮会長に言われた僕の役割はやって来た中学生の前に出ての学校説明だ。正直に言って天の采配とか言ったけど僕にこの役割が向いているとは思えないのだが。
「じゃあ、説明を始めます」
まあ、このまま考えても何かが変わるとは思えないので説明を始める。
埜宮高校、それが僕たちの通っている高校の名前。この彩皇町の中央部から少し外れた場所に作られた学業区画にある広大な敷地面積を誇る高校。生徒数は3000人を越す所謂超マンモス校で施設も充実している。
校訓は自由で何事も生徒の自主性を尊重した校風。校則はゆるいが締めるところは締められているのであまり期待しないように。
一クラス25人という少人数によるクラス編成をしているため、授業に集中でき個別指導の時間を多く取ることができる。一人一人が目標とする大学への合格に向けて授業時間の確保や補習、進路ガイダンスを行うなどの進学支援体制も整えている。自信とやる気を促して大学入試を成功に導く教育体制をとっている。。と少し受け売りみたいになったな。
さっきも言ったとおり施設は充実している。校舎(棟)は六つあり、一つは中央に職員室と特別教室などを含む職員特別教室校舎。それを囲むように一年、二年、三年の三つの四階建ての学年校舎がある。学年棟というのが生徒の呼び方。学年校舎には理科室や調理室などもある。屋上は赤、青、緑とそれぞれの学年色で塗られている。ちなみに二年生は青。
他に文化部、運動部の部室が集まった部室校舎。部活棟とも呼ばれる。四階建てで一、二階は運動部の部室で三、四階は文化部の部室が集まっている。一階の部室には外から直接入ることも出来る。校舎と言うよりは集合住宅と言った感じだ。
最後に生徒会校舎。または生徒会棟生徒会や各種委員会専用の教室などが集まった校舎。四階建てで生徒会室は四階丸々一フロア使っていてとても広い。委員会は風紀委員、保健委員、体育委員、図書委員、放送委員会、環境美化委員会、文化祭実行委員会、体育祭実行委員会、選挙管理委員会の九つ。
体育館と講堂は三つある。また水泳部用にプールがニつ、スノースポーツ部用の施設が二箇所ある。図書館はそこらの市立図書館よりも大きく膨大な蔵書を誇る。ちなみにこれは噂なのだがある生徒が図書館に入って行方不明になり三日後に見つけ出されたという。つまり迷うと危ない。そのため生徒手帳には図書館の地図がついている。学生大食堂では三千人が入っても大丈夫なほど大きい。メニューも充実しておりない物はない。グラウンドも四つある。
寮もあり他県の中学生も受験することが出来る。
部活動も充実している。一覧をスクリーンに映し出す。
運動系
野球部
テニス部
バレーボール部
バスケットボール部
サッカー部
ラグビー部
アメリカンフットボール部
バドミントン部
タッチフットボール部
卓球部
ソフトボール部
ラクロス部
アイスホッケー部
ゴルフ部
ビリヤード同好会
ボウリング同好会
ゲートボール同好会
相撲部
柔道部
剣道部
居合部
空手部
弓道部
合気道部
なぎなた部
棒術同好会
少林寺拳法同好会
日本拳法同好会
太極拳同好会
八極拳同好会
少林拳同好会
フェンシング部
アーチェリー部
レスリング部
ボクシング部
テコンドー同好会
ムエタイ同好会
カポエイラ同好会
水泳部
スキー同好会
スノーボード同好会
ソリ部
登山同好会
カヌー同好会
ヨット部
サーフィン同好会
ダイビング部
ローラースケート部
スケートボード部
自転車部
陸上部
スケート部
体操部
応援団・チアリーダー
航空部
ダーツ部
ダンス部
文化系
吹奏楽部
軽音楽部
合唱部
美術部
演劇部
落語同好会
写真部
映画研究会
放送部
書道茶道華道部
装道部
漫画同好会
テーブルゲーム部
ビデオゲーム・テレビゲーム・コンピュータゲーム部
パソコン部
クイズ同好会
奇術部
速記
芸能同好会
文芸部
民俗学部
科学部
商業部
新聞部
ボランティア部
ロボット工作部
アマチュア無線同好会
航空研究会
料理部
などかなりある。他の高校と違い同好会と部はあまり違いがない。名前を決めるときにあいそうだから同好会とつけた部活もある。そのため部活動の勧誘は激しいので気をつけるように。
進路実績や部活の実績は配ったパンフレットに書いてあるのでここでは説明しない。
体育祭は毎年9月末に開催される。種目はアンケートなどで決められるので毎年教義が変わったりする。地域参加型の種目もあるので地域の人も気軽に参加することも可能。応援団やチアリーディングなどにも力を入れている。
文化祭は10月末。期間は五日間と本格的で楽しめること間違いなし。文化祭中は屋台などが建ち並ぶので学校中が華やかな雰囲気に包まれる。有志によるステージ発表もある。地域の方も飛び入りでステージに参加可能なので毎年面白い人たちがやってきたりする。
他にも様々な行事があるのでそれは来てからのお楽しみです。
「これで学校紹介を終わります。ここで解散としますのであとは好きに見てまわってください。途中に案内の人がいると思うのでわからないことはその人に聞いてください」
これで僕の役割は終わり。疲れたし緊張した。
「うん、やっぱり君にこの役割を与えてよかったようだ」
中宮会長がやってきて言った。
「そうですか? 説明しきれてなかったところもあったと思うんですけど」
「そうでもない。よく説明できていたよ」
「ありがとうございます」
「いや、こちらが礼を言うことだ。ありがとう」
中宮会長がそう言って微笑む。綺麗だと思った。
「さて、私は次の仕事があるからな」
「あ。ああ、はい、がんばってください」
「ああ。じゃあ、君はどこか困っているところがあったら手伝ってきてくれ」
「はい、わかりました」
中宮会長は講堂を出て行こうとして立ち止まった。
「おっと、ご褒美を忘れていた」
「ご褒美?」
「ああ、これだ」
チュッ
中宮会長の唇が僕の頬に触れた。
「な!?」
「ふふっ、じゃあな」
中宮会長はそのまま去っていった。
僕はというと顔を真っ赤にして五分くらいフリーズしていた。
はい、ということで物凄い今更ながら高校の設定が出てきました。
それにしても悠君たちはこんなに大きな高校に通ってたんですね。驚きだ(おい)。
オープンスクールだからって一話かけて説明。
しかし、作者はまったく建築物に詳しくないのでこれでいいのかわかりません。
まあ、おかしなところは気にしない方向でお願いします。




