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ある兵士の戦争  作者: iLL
ある兵士の内乱
91/115

要塞3

 周辺を警戒する、撃たれたのだ何かいるに違いないのだが、見つからない。

『572確認できず』

『どこ』

「くそっいねぇ」

 何もいない、そんなはずはないのだが動くものもないし、見当たらない。

「前進してみるか」

『そうですね』

 そろそろ機体を前に進める。かなり慎重にだ。いつどこから襲ってきても対応できるように周囲に目を向ける。

「なんなんだよ、何に狙われてるんだ」

 緊張のためか、息が荒い。

『動きなし、敵確認できず』

「了解」

 汗が出てきた、たぶん冷や汗だ。何も見えないのだが何かに狙われている気しかない。

『きゃ、そこね』

 状況が動いた、中尉が撃たれた。だから撃ち返す。ついでに自分もそちらをねら。

『隊長後ろ』

「なっ」

 アラート、横に回避行動。その事も想定済みだったのかまだ切りかかっては来るのだがトワが割り込む。

『隊長、青い戦車です』

「ってことは」

 中尉が狙っていた方向から戦車が1機飛び出してくる。今まで見てきた中で1番素早く、躊躇いなく突っ込んでくる。

「くそっ」

 パイルガンを撃つのだがギリギリで避けられる。

「当たらない、当たらないか」

『何よこいつ』

 中尉も撃つ、一斉射撃だ。そいつの足は止まった、だがかすり傷ひとつ着いていないようだ。振り返りトワの援護をしようと武器を向けるのだが、すぐに引かれる。

「最悪だ」

『隊長敵を確認、2機だけです』

「分かってるよ」

『隊長どうしますか』

「撃っても当たらないよなぁ」

 敵は、黒い戦車と青い戦車、最も会いたくなかった2機だ。汗がひどく、息がさらに荒くなる、手が震え、気分が悪い。

『571あれは何』

「敵は英雄だ」

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