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ある兵士の戦争  作者: iLL
ある兵士の内乱
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追加兵

 帰国し原隊に復帰する。復帰した早々に上官に呼ばれ指令室に出向いた。

「さてと、君達に対しては通信の不具合等により戦死としてしまったことに対しては謝罪する」

 中には上官が1人いるだけだ。

「それはさておき、任務だ。軍の一部が平和派と名乗り反乱を起こしていることを知っているな」

「はっ」

「その多くは前戦争で戦果を残したものだ、そこで君達には少数で戦場の火消し役を頼みたい」

「は」

「簡単に言えばカウンターエース部隊だ」

 絶句する、エースと呼ばれる奴らと戦い続けろと言う事だからだ。

「たった4人でですか」

「追加兵と追加物資を格納庫に用意してある、受け取ったら出撃してくれ戦闘は行われている」

「了解」

「ならさっさと行け、あっ後他の隊との連絡は原則不可だ」

 去り際にひどいことを言われるが、それを聞こうとするがもう話をする気は無いかのごとくしているために、理由を聞くことが出来なかった。仕方なしに格納庫に向かう。

「本気で帰ってきたくなかったな」

「死んでくれって言われてるようなものですしね」

「ですがナカイ隊長そういう命令なので仕方ないのでは」

「兵士だから仕方ないけどさ、死ねって言われて喜んで行けるやつはいないよ」

「しかもまだ治ってないっすしね」

「だよな、医療費は軍持ちだけど、それだけだし」

 一応しっかりした治療を受けたので治るを待つだけではある。だが治るまで安静にしてると言うことでのんびりしていたかったと言うのが本音だ、兵士だからそんなことは不可能に近いのだが。

「さてと格納庫についたけど、なんだあれ」

「なんですかね、新型かな」

 通常の戦車よりも大型であり、巨大な砲が1門に9連ミサイルランチャーが4、後は細かいと言っても通常のパイルガンが複数ついていた。そして最大の特徴は。

「四脚なんだな」

「そうですね」

 四脚であると言うことだ。

「先行試験型多脚戦車よ」

「誰ですか」

「私は追加兵であるソノダ中尉よ」

「上官ですか」

 特務に任命されたり戦死したり色々としてはいるが少尉であることには代わり無い。

「堅苦しくしないでいいわ、私は敵を殺せればいいの」

「はぁ」

「それに命令には従うわ、大抵は」

「はぁ」

「じゃあいきましょうか」

 そこには大型輸送機に通常の二式戦車が2機。

「サトウ輸送機出撃準備、チバは通信確保に戦地の情報確保、トワとソノダ中尉は機体の積み込み後チェック、準備ができしだい出撃する」

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