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ある兵士の戦争  作者: iLL
ある兵士の戦場
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追撃2

 戦場に出る。外は晴天だ、非常によく見える。

『752出撃完了』

「そうか、854友軍の識別番号は」

『101です』

「助かる、101聞こえるか」

『751聞こえてるぞ、そっちはそっちで動いてくれこっちを気にする必要はない』

「ああ、わかっ」

『全機に警告、敵機接近中』

「854敵機の数は」

『2機です』

「2機、戦艦の追撃に2機」

 上を見上げる、戦車のカメラのズーム機能を使い見るが、本当に2機しか見えない。しかも赤と青の2機だ。

『まだ追ってくるのかよ、奴等は』

「えっ、なに、知り合いか」

『宇宙で延々と追いかけてきた2機だよ』

『ライフルの射程内に入りました、攻撃を開始します』

「751攻撃開始」

 ライフルを撃つ。が敵は効果があまり無いと思っているのか避けようともしない。その上でバズーカを構え、こちらに向けて撃ち下ろしてくる。その為機体を動かす。

「回避」

『……ザッ……ザザッ……』

『751大丈夫ですか』

『…………ザザザザ』

「大丈夫機体に異常なし、それにしてもこの混線してんのなんだよ」

 無線のスイッチを切ろうと手を伸ばす。

『いつもと周波数が違うんだが、新入りか』

 知らない声だ。

『まあいい、この俺を楽しませて見せろ、新入り』

 一方的な会話だ、と言うか宣言だ。

『751気を付けろ、あの2機は強い』

「752だそうだが、聞いてたか」

『問題ありません』

『おい、お前はいつもの白いのを叩け、新入りは俺が相手する』

「101そっちに1機」

『大丈夫聞こえてる』

『さあ殺しあおうか、新入り』

 敵機が地面につく。

「中近距離戦開始する」


『遅い、遅い、遅いぞ』

 敵機は、1機なのだが当たらない。全弾避けられる。と言うか銃口を向けるとすでにそこには居ないために当たるはずかない。

「752威嚇射撃で右に動かす、そしたら銃弾を叩き込め」

『752了解』

 ライフルを左から右に振りながら撃つ、がしかし。

『その程度で食らうと思っているのか』

「何で左に避けてんだよ」

 逆方向に避けられトワの弾すら当たらない。

「854艦の対空火器は」

『少し待ってください』

「わかった、発射可能になりしだい報告」

『854了解』

「どうすれば当たるんだよあいつは」

 警告音、ライフルが弾切れのようだ、ショットガンに持ちかえる。

「ばらまきゃ当たるか」

『君たちの実力はそんなものか』

 こちらに向けて突っ込んでくる。

『つまらん、だから死ね』

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