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対ヤバい奴ら編①『2008年11月22日 ~ 三連休の始まり』

2008年11月22日、土曜日。三連休の初日。

連夜とヨウ、晴斗とキララの4人は、一緒に街で遊ぶことになった。

これは1人の少年の、とある休日の話。

対ヤバい奴ら編①『2008年11月22日 ~ 三連休の始まり』

「ぐあぁぁぁぁぁっ!!!」

 ――夢を、見た。

 それはキララさんとの戦いの出来事で、俺は竜巻に利き腕を巻き込まれ……。


「っ!? はぁ、はぁ……」

 ちょうど、そのタイミングで目を覚ます。

(夢、か……っ……)

 思わず右腕を押さえる。

 ……大丈夫。

 ちゃんと「なおってる」。痛みもない。

(……)

 だが、さっき見た夢が脳裏によぎり……。

(あーもうっ!)

 もう、あの激痛はないはずなのに。

 目覚ましのアラームが鳴るまで、俺は布団の中で己の右腕を擦らずにはいられなかった。


 布団から体を起こした後、充電していた携帯端末をケーブルから取り外し、開いて確認する。

(土曜日、か……)

 今日は11月22日の土曜日。三連休の初日である。

 普段はゆったりと二度寝することもできただろう。

 というか、去年までの俺ならそうしたはず。


 だが、今年は違う。

(下降りて、飯作って喰わねぇと) 

 休日、外に出る用事ができていた俺は、部屋を出て階段を降りた。


 居間に着いた後、隣接する和室の襖を開ける。

 ここは父が私室として使っている部屋だ。

 部屋の中をそっと見ると、父は畳の上に無造作に置かれたベッドの上で、いびきを立てて眠っていた。

 朝食を自前で用意しなければならないことを確信した俺は、次に洗面所で顔を洗い、歯を磨く。

 そして居間に再度戻り、今度は壁にかかったコルクボードを確認する。

(今日は……俺がゴミ当番か)

 ゴミ当番は、家族で持ち回り。

 もっとも朝香は普段寝ている場合が多いため、代わりに俺がやることが多い。

 台所のゴミ袋置き場に向かい、ゴミ袋を確認する。

(結構溜まってるな。……さっさと捨てに行くか)

 俺は朝食前に、ゴミを近場のステーションに捨てに行くことにした。


 ごみ袋を縛り、家の外に出る。

 家から少し離れた位置にあるゴミステーションは、木製の枠組みに緑色の網が張られた物置のような形で、かんぬきが付いた扉を開けて中に入り、ごみを置く構造になっている。

 ステーションに着いた俺はかんぬきを外して扉を開け、中にごみ袋を放り込む。

 そしてちょうど扉を閉め終えたとき、冬の風がパジャマ姿の身体に吹き付けた。

(しばれるねぇ……)

 在りし日……そう、それは今日みたいな寒い日に、母がぽろっとこぼしていた不思議な響きの言葉を、俺は不意に呟いたのだった。


 ごみを捨て終えて家に戻ったとき、ちょうど父が起きて洗面所で顔を洗っていた。

「おはよう」

「おう、おはよう」

「今日沼津行きたいんで、車出して欲しいんだけど」

「分かった。何時だ?」

「8時40分くらいの電車に乗るんで、8時20分くらいで」

「りょーかい。ご飯あるからシャケ焼いて食いな」

「はーい」

 俺は手を洗ってうがいをし、居間へと向かった。


 その後いつものように自分で魚を焼いて食べた俺は、父の車で岩波駅へと向かった。

「それじゃ、帰るときなったら電話して」

「分かった。お父さん気を付けて」

「あいよ。いってらっしゃい」

 車から降りた後、俺はホームへ向かい、やってきた御殿場線の下り電車に乗り込んだ。

 ……休日の、始まりだ。


 電車が裾野駅に着いたとき、ホームの上に見知った顔が居るのが見えた。

 自分と同じ車両に乗り込んできたため、挨拶を交わす。

「あ、おはよう、よーちゃん」

「おはようございます。連君」

 乗り込んできたよーちゃんに挨拶を交わす。

 すかさず持っていた通信機の子機を左耳に当てて電源を入れるが、反応はない。

 直後車両のドアが閉まり、電車は隣の長泉なめり駅に向かって発車した。

「あれ? 陽さんは?」

 列車がガタンゴトンと音を立てて走る中、よーちゃんに尋ねる。

「通信を切っています。私の判断で切りました」

 よーちゃんの意思なら、仕方ない。

「そうか。……陽さんは家に?」

「はい。今日は1人で調べ物をするそうです。多分例の市長……九十九の事を調べようとしているんだと思います」

「なるほど……」

「あと、私と連君に自分の事を気にせずのびのびと過ごして欲しいと、記憶を見る限りだとそう思っているようです。……ここ最近は色々あったので」

「……。陽さんにはお礼を言っておかなきゃ、ですね」

「そうですね」

 そこで俺達は会話を止め、無言となった。


 しばらくして、列車は終点の沼津駅に到着した。

「さて、それじゃあ行きましょうか!」

「はい!」

 ホームに降りた俺達は威勢よく駅の構内を移動し、南口の改札を通過した。


 駅の外に出て、指定の場所に移動すると……。

「おっ、碧、ヨウさんおはよう!」

「おはよ! 2人共!」

 そこには将軍とキララさんが居た。

「おはよう、将軍、キララさん。……?」

 そこで俺は、キララさんの格好が気になり、思わず凝視してしまう。

 髪の色は以前と同じ金髪で、例によってシュシュで留めている。

 服装も、見知ったギャルスタイルだ。

「……気になった?」

「うおぁっ!?」

 じっと見ていることがバレて声を掛けられたことで、俺は思わずたじろぐ。

「身体をじろじろ見たら、そりゃ気付かれますよ。女の子の身体をじろじろ見るなんて失礼ですよ?」

「あ、ああ……。悪い、その、申し訳ないです」

 よーちゃんに突っ込まれ、俺は思わず身体を縮こめ会釈する。

「あーいや、気にしないで! ……驚くよね? そりゃ」

「あ、そうっすね……」

 キララさんの方に逆に気を遣われてしまい、返す言葉が出なかった。

「正直おれも驚いたからさ、碧も驚くって思ったよ」

「そうなのか……」

「昴んちで普通に過ごせるようになったけど、まあやっぱり、アタシは『アタシ』なんで」

「あー……なるほどね。そういうことか」

 おそらく空星さんとの差別化として、髪の色や服装を元に戻したのだろう。

「昴さんのご両親は、何と?」

「別に? 普通に『いいよ』って。染めるための美容室代も出してくれたしね」

「なるほど……」

 ……取り合えず、よーちゃんの問いへの回答を見る限り、関係は悪くないようだ。

「まぁ、とりあえずは全員集まったことだし、さっさと行こうぜ?」

「分かった。どこに行くんだ、将軍?」

「そりゃあ……まあおれが決めるよ。それでいいよな? キララ、ヨウさん?」

「アタシはおっけー」

「賛成します」

「碧は?」

「俺は……将軍に任せる」

 餅は餅屋。この辺はやっぱり将軍の方が詳しいだろうと俺は考え、彼に任せることにした。

「あいよ。んじゃ出発!」

「おう!」

 今日は4人で、沼津駅近くで遊ぶ約束をしていた。

 それゆえ、朝早くに起きて家を出たのだ。


「あれ? そういえば陽ちゃんは?」

「あ、えーっとですね……」

 俺達が歩き出してからしばらくしたところで、キララさんが陽さんの不在に気付き、よーちゃんに尋ねる。

 よーちゃんは歩きながら、俺に説明した内容を繰り返すように、キララさん達に事情を説明したのであった……。


 その後、俺達は将軍とキララさんが知っている、南口周辺のスポットを楽しんだ。

 その中には以前デートを尾行したとき行った場所もあったが、あのときとは違い4人ということもあり、また違った楽しみ方ができた。

 こうして友達複数人と一緒に遊ぶ経験など、最後にしたのはいつだろうか?

 ……小学1年生くらいが最後だろうか? 

(……)

 目の前で仲睦まじい様子で歩く将軍とキララさん。

 そしてそれを一歩後ろからこれまた微笑ましそうな様子で見つめるよーちゃん。

 彼らをさらに後方から歩いて見つめていた俺の心はというと。

(いいな……)

 心に浮かんだのは、ただシンプルに、それだけだった。


 そして、沼津駅周辺に戻ったとき、時刻は11時ちょうどを回っていた。

「さて。飯どうする? さっきまでおれ達がいろいろ連れ回したんで、2人が決めるってのはどうだ?」

 少し早いが、歩き回ってお腹が空いたので、何か食べるのも悪くはないだろう。

「はい! 『ころころ』で」

 ここでいの一番に手を挙げたのはよーちゃんだった。

「『ころころ』ってのはあれか、あの、水が流れてる……」

「そうです。そこは、どうでしょうか?」

 よーちゃんが提案したのは、以前俺と行ったあの、水が流れている喫茶店だった。

「おれは良いけど……キララ、どう?」

「アタシはいいよ。行くのも久しぶりだしね」

「碧は?」

「俺も賛成」

「分かった。じゃ行こうか」

 俺達は商店街にある『ころころ』に向かった。


 『ころころ』で食券を買った俺達は、中央に流れている水路を囲むようにして設置されたカウンターの椅子に並んで座る。

 まず各々、食券を椅子の近くに置かれている地名(沼津、三島など)が書かれたクリップ付きの板に挟み、水路を流れてくる空の桶にセットして、そのまま奥へと流す。  

 椅子の近くにはこれまた地名が書かれたランプがあり、注文した料理ができるとそのランプが点灯し、同じ地名が書かれた板が乗った桶に料理が載せられて流れてくる。

 そして注文した客は、板と料理を桶から取り出して回収する、というのがこの店での注文方法だ。

 地名が席番号で、中央の水路と桶がウェイターの代わりをしていると考えると仕組みは極めてシンプルなのだが、やっぱり見栄えのせいだろうか。

 以前は回転寿司のようなものだと思っていたが、改めて見ても独特な雰囲気を感じた。


 全員が注文を終えたところで、俺は無言で物思いにふける。

(何か、改めてみるとあれだな……。一昔前の喫茶店って、こんな感じだったのか?)

 よーちゃん、というよりは多分、陽さんの思い出の店。

 最初に来たときはあまり気にしていなかったのだが、改めて店の中を見回すと、正に「レトロ」といった雰囲気だなと思った。

 ジュークボックスらしき機械が有ったり、有名人のサインやレコードのジャケット? のようなものが壁一面に貼ってあったり……。

 照明が付いているものの店内は若干薄暗く、それもまた一昔前の雰囲気を感じさせた。

 多分父が生まれたころ……とまではいかずとも、相応の老舗なのだろう。


 注文を終えてしばらくすると、俺の席のそばのランプが点灯。

 注文していたきしめんが桶に乗って左から流れてきたので、それらをこぼさないように取り出す。

(ぁっつ!)

 正直容器がアツアツで、危うく火傷しそうになった。

 箸で口に運んでみると、例によって学校給食で食べたような……懐かしい味がして美味しかった。


「なぁ碧、ここで一つ確認しときてえんだが」

「ん? 何?」

 将軍は右隣に座っている。

 俺はきしめんを飲み込む。

「お前さ、あの、うちの街の市長と知り合いだったりすんのか?」

「んん!? ……なんでそれを?」

 手すきになっていた将軍が口に出したのは、先の一件のことであった。

 いきなり来た質問のせいで、きしめんが危うく気管に入りそうになる。

 何とかむせるのを回避し、意図を尋ねた。

「だってお前、裾野に住んでんだろ?」

「そうだが……。つか、仮にここの市長が黒幕だったとして、なんで俺を襲う? 動機が分からん」

「本当に何にも無いんだよな?」

「ない」

 生まれも育ちも生粋の裾野市民であるこの俺に、沼津の市長との接点なんてあるはずがない。

 訳が分からない。

「だよなあ。碧が人の恨みを買うような奴だとは思えねえし……ってことは、あのごろつき達も市長の差し金なのか?」

「私にも分かりません。連君を狙っていましたし、関連性がないとは思えませんが。断定できる材料も、今のところないです」

 将軍の疑問によーちゃんはさり気なく答えつつ、彼女は左から流れてきた鮭茶漬けと札を、器用に桶から取り出した。

 そしてそれを、テーブルに置いてもぐもぐと食べ始める。

「マジで何なんだろうな。……将軍、あいつらについて何か知らねぇか?」

 確か、「炎の魔人」……だったか。

 ごろつき達を魔術でシバいた、みたいなことを奴らが言っていたことを思い出す。

「知らねぇ。ヤンキー達にシバかれかけて力で追っ払ったことはあるが、あんな人数で、しかもあんな怪しいかっこで組織立って動いてる奴らは始めて見た」

「そうか……」 

 声色を見るに、多分知らないのかなとは思っていたが、やはりであった。


「えーっと……ちょっといいかな?」

 ここまで俺達のやり取りを黙って聞いていたキララさんが問いかけてくる。

「あ、良いですけど……」

「真白先輩? の件については違うと思うけど、少なくとも晴斗とアタシの件については、ミドリ君にぶつけるために力を与えて唆した……アタシにはそういう風に見えるね」

 キララさんが注文したきしめんが桶に載せられ、左側から流れてくる。

 それを見たキララさんは桶を手で止め、中の器と札を取り出した。

「ほら晴斗って、ミドリ君と親しい人間な訳じゃん? んでアタシもミドリ君と接点がある。んで晴斗とアタシは、両方ともミドリ君を倒すよう言われてたんでしょ?」

「そりゃそうだけどよ……おっと!」

 話に釣られた将軍は、目の前に流れてきた頼んだお茶漬けを取り損ねそうになるも、慌てて桶を止め、それらを取り出した。

「あっぶね……」

 水が流れている水路には所々流れの勢いが強い箇所があり、危うくその部分に桶が到達し、奥まで流れて行ってしまうところであった。 

「あ、ごめんね」

「あー、大丈夫。続けてくれ」

「おっけ。……あと、さ。あのアイドル市長、不穏な話がちらほらあんだよね」

「不穏な話?」

「あれ? 晴斗覚えてないの? 前にアタシ話したじゃん。市長絡みで噂になってる面白い話があるよーって」

「市長の噂……あぁーっ! あれかっ! 確かにあれがマジなら、裏で黒いことやっててもおかしくはねぇな」

 将軍は一人納得しているようだった。

「そういや前に、陽さんがネットでそんな風に言われてるようだって言ってたな。そんときは軽く流してたんだが……なぁキララさん、教えてくれねぇか。その不穏な話ってやつ」

「私も興味があります。連君が襲われている件の手掛かりになるかもしれませんしね」

「いいよー。えっとねー……」

 キララさんは、市長の不穏な噂について、話をし始めた。


「まず、あの市長って、大体4年前くらいから頭角を現したんだけど、彼女の成り上がりって実力によるものではなさげというか……棚ぼた的な感が否めないというか……」

「というと?」

「彼女に対抗できる有力な人物が相次いでいなくなった結果、消去法で成り上がったというか、そんな感じで。だからネットでも怪しいんじゃないか、彼女の仕業じゃないかって話になってんの」

「居なくなった……」

「それって……どういう意味ですか?」

「文字通りの意味。……彼女と対立していた人物が、何人か死んでんだってさ。その……事故とか病気で」

「っ……」

 将軍やキララさんのやり取りでなんとなく想像はついていたが、のっけからきな臭い情報が出てきたもんである。

 俺は平静を取り繕うかのように、きしめんをひたすら口に運び、最後の一口を食べ終える。

「死んでるって……何人くらいですか?」

「噂だと、6人くらい?」

「ろ、6人だと……」

 だが口の中の食べ物が喉に消えると、胸の中に何かが突っかかったような感覚が、心の中にはざわざわした気持ちがそれぞれ顔を出した。

(まじかよ……)

 ……沼津の議員の数がどのくらいかは知らないが、6人というのは多い気がする。

「沼津の市議会って、30人くらいですね。……そんなに人が死んでるってのは初めて聞きましたよ?」

 スマートフォンを操作するよーちゃんから、早速補足の情報が得られる。

 30人中6人となると、5分の1……。

(本当かよ……?)

 てっきり女性であることのやっかみで変な噂が流れているのかと思っていたが、確かにこう彼女にとって都合のいいことが連続しているらしいとなれば、噂されるのもむべなるかな。

 とはいえ余りに綺麗すぎる、現実離れした話ということもあって、「本当にそうなのか? 作り話ではないのか?」と疑念も生じていた。

「アタシもそれ聞いたときは『マジで!?』って思ったよ? でも、更に極め付けなのが2年前の市長選でさ……」

 確か、九十九が市長になったのは2年前。それは事前知識で知っている。

「何とこのときは! 対立候補の議員が交通事故を起こしちゃって、それで実質不戦敗で市長に当選したって」

「交通事故……?」

 確か、陽さんの家族の事故も2年前だったはず。

(まさか……?)

 いや流石にこじつけか? さすがにそれは……。

「そ、交通事故。何でも交差点で、横断歩道を渡っていた家族を車で轢き殺しちゃったらしいよ」

「っ!?」

 ……突如、カランと甲高い音が耳に入る。

 音が鳴った方を見ると、よーちゃんが空の丼にレンゲを落としているのが見えた。

 ……こじつけではないかもしれない。

「んでその市議は逮捕されて、当初は容疑を認めてたんだけど、あるとき突然否認に転じて、そのあと獄中で自ら命を絶って……」

 キララさんの様子が、まるで心霊話をしているかのような、おどろおどろしい雰囲気に変わり始めたところで――。

「あの、キララさん! ストップ!」

「それで……ん? どしたの?」

 ――そんなキララさんの話を、よーちゃんが遮った。

 そして彼女は素早くスマートフォンを操作し、画面をキララさんに見せる。

「その事故って……これですよね?」

「えーと、あ、そうそう……これこれ!」

「っ!? ……」

 キララさんの明るい回答を聞いたよーちゃんの声が暗くなり、そのまま彼女は固まってしまった。

「……!?」

 スマホの画面を横から覗いてみると、そこには『2006年10月9日 市議運転の車、家族4人はねる 3人死亡1人軽傷 沼津市』というタイトルの記事が映っている。


 そしてそこには、こう書かれていた。


――――――――――――――――

『2006年10月9日 市議運転の車、家族4人はねる 3人死亡1人軽傷 沼津市』


 8日正午ごろ、S県沼津市の交差点で、横断歩道を渡っていた4人が乗用車にはねられ3人が死亡する事故があり、警察は乗用車を運転していた40代の男を逮捕しました。


 過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕されたのは、沼津市議会議員の黒井くろい 深水しみず容疑者(40)です。


 警察によりますと、黒井容疑者は8日正午ごろ、沼津市大手町の交差点で乗用車を運転中、横断歩道を渡っていた男女4人をはねた疑いがもたれています。


 男女4人は病院に運ばれましたが3人が全身を強く打って死亡、1人が軽傷です。


 黒井容疑者は警察の調べに対し、容疑を認めているということです。

 警察は事故の詳しい原因を調べています。

――――――――――――――――


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