第二十四話 現れ始めたトリック
RYOが捜査をしているところを遠くから遠目でアイドルとマネージャーがずっとみていた。姫君恭子が重い口を開いた。目には涙がたまっていた。
「ねぇ、弐二マネージャ、あの子は何をしてる子なの。警察と一緒に高校生じゃない」
「なにやら、高校生みたいですが、警察の方みたいですよ。警視もいるようですし、信憑性は高いと思われますが」
「な、なつもとせんせい」
姫君恭子は辛いのか、夏元せんせの姿をみるたびに、うつむいて涙を流していた。
マネージャーも下を向いてハンカチで涙をぬぐった。姫君恭子の肩をさすった。
「これは、グループの命運がわかれますね」
「どうして、私のコンサートで死んだり、こなかったら死ななかったのかな」
「つらいのは分かりますが、今は犯人を捕まえることが先決です。夏元せんせのためにも」
そういい、死んだ姿をみるのがつらいのか、へたり込んで、その場を去ろうとした。
しかし、警察がこの場にはいる。そう簡単にはいかなかった。
RYOが姫君恭子の目の前に立ちはだかった。
「ちょっと、待ってくれ、お二人さん。タレントだからって、部屋に帰らすわけにはいかないぜ」
「きみ、何者なの? 高校生でしょ、私と同じ歳くらいの? 警察なんて嘘でしょ」
「・・・俺はれっきとした警察だ。警視庁サイバーアイズの捜査官だ。そこにいる、野志穂警視が俺の上司にあたる」
「よろしくね♡ アイドルさん」
野志穂警視が近づいてきて、色っぽい声で大きな胸をぷるんと動かしながらいった。
姫君恭子はRYOのある事に気が付いた。
「きみ、髪の色と、目の色が、青なんて? あなたたち何者なの」
たしかに、日本人ではあり得ない現象だった。
RYOは再び啖呵を切った。
「とにかくだ、今は犯人を捕まえるのが先決だ。あなた達も被疑者にあたる。帰らせないぜ、取り調べが終わるまでは」
そういい、RYOは天井をまた見上げた。
「落ちた位置からすると、吊られていた場所はあそこだな」
「よし」
RYOは急いで動き、ワイヤーが垂れているところの端によじ登っていった。
☆☆
おつかれさまです。
昨日も一昨日も見てくださっている読者様には感謝です。
毎日見てくださっている読者様にも感謝です。
始めから最後まで何回も見てくださっている方には最大の感謝です。
ほんとにありがとうございます。
これからも涼や野志穂警視を応援してくださいね。
どうなっていくのでしょう。
なんらかの方法が出てきた感じですね。
読み物として頑張っていきます。
よければブックマークなどしていただけるとうれしいです。
魔双戦記の方もよろしくお願いします。
こっちはこってりのファンタジーですが、物語はこらしているのでそれなりに楽しめるかと思います。
またおあいしましょう。
それではまた。
また明日更新します。
帰り道お気を付け下さいね。




