第二十三話 サイキックトランス
涼の隣に来て、野志穂警視が横やりを入れた。
「間違いないわ。ブラックリストに載ってる犯罪組織インフェルノのメンバーよ」
「ダゴンて、あの失楽園の悪魔の?」
涼が摩訶不思議な顔をして驚いた。確かに神話の悪魔の名だ。
だがしかし、夏元せんせの殺人と何が関係しているのか、さっぱり糸口が掴めないようだった。
野志穂警視が、あごに手をやり、セクシーなポーズをとり、冷静な瞳で啖呵をきった。
「コードネームがダゴンのようね」
そのときだった。涼の様子が急変した。
「ふざけやがって、俺が解いてやる」
「せ、せんぱい」
「髪の色が薄い青に変わった?」
「涼? (ちがう、もうひとりの涼?)」
若菜の直感はあたっていた。涼は別人格の通称蒼き竜にサイキックトランスしていた。
RYOは死体の近くにあったワイヤーを拾い上げて不敵な笑みをみせた。
「ワイヤーがちぎれてるな」
「そんなの重さでちぎれたのじゃないのか」
「ホテル支配人、それは違うな。ワイヤーは何重にも編まれてる。一トンの質量がかかろうが、そう簡単には人間の体重なんかでは切れない」
RYOはそういい、一呼吸おいて、天井を見上げた。
「だとしたら、考えられるのは、犯人が細工をしたんだ」
そして、ワイヤーの切り口を触った。
「どこかに、その証拠があるはずだ」
何かにRYOはきがついたのか、冷徹にニヤリと笑い、鋭利な蒼い目の眼光を光らせるように探し出した。
☆☆
おつかれさまです。
昨日も最後まで見てくださっている読者様には感謝です。
毎日見てくださっている読者様にも最大の感謝です。
ほんとにありがとうございます。
どうなっていくのでしょう。
このミステリーはsfとファンタジーが少し入ってます。
作者なりのミステリーにしてみました。
現代つくりのこってりではなく。
涼も野志穂警視も応援してくださいね。
彼らなりに答えを導いていくはずです。
よければブックマークなどしていただけるとうれしいです。
またおあいしましょう。
それではまた。
リビアで大変なことになっていますが、ダムは土のダムだったそうです。
大雨といえど、恐らく超級の大雨で決壊したのでしょうね。
助けに行っても事故でなくなっている救助隊もいるそうです。
読者様も色々思惑があると思いますが、すべての人が助かることを祈りたいですね。
帰り道お気を付け下さいね。




