第二十一話 警視登場、外された鬼の面
悲劇が起き、すぐさま、涼は、警察手帳をみせ、現場介入した。
目が鋭くなった。
「警視庁、サイバーアイズだ! これは殺人かもしれねー、皆、被疑者だ、みんな帰すわけにはいかねー」
「警視庁? キミはどうみたって、高校生、なぜそんな人が」
近くにいたコンサート現場責任者が言った。名札があり、荒木という名前が涼たちの目に映った。
涼は動じることなく一呼吸おいて話し出した。
「へ、色々理由があってな。よし、手袋っと」
涼は颯爽とスーツのポケットから手袋を取り出し、夏元靖と思われし輩の死体に近づき、鬼の面に手をやった。
「この鬼の面だけ外すぜ」
「きゃー、な、夏元靖せんせ」
「あのQLBの音楽プロデューサーの?」
外した瞬間、悲鳴が飛んだ。当然関係者は涙し、姫君恭子も泣いていた。
いったい誰がこんなことをしたのか、見当もつかない状況だった。
後ろの方にいた翔がおもむろに口を開いた。
「夏元靖が死んでるってよ」
「これから、どうするんだろうね、曲作り、確か夏元せんせが作詞作曲してたよね」
若菜の口にも衝撃と同時に悲しみが浮かんでいた。
涼は何かを黙考し、洞察していた。
☆☆
涼が被疑者を引き留めているうちに、しばらくの時間が経ち、野志穂警視が到着した。
愛車は赤のフェアレディZ34ニスモだった。
「着いたわ。ここね、鬼ヶ島ホテルっていうのは」
野志穂警視はそういいながら華麗にスポーツカーから降りた。大きな胸が下りる反動でぷるんと揺れた。
野志穂警視は髪をかき上げながらいった。
「もう、お風呂入ったところに殺人事件何て、レディ困っちゃうわ」
そういい、野志穂警視は胸の谷間に挟んでいた、スマホを手に取り、耳にあてた。
何かを発信していたようだ。
RRR・・・
「もしもし、涼、今着いたわ。どこにいるの?」
「あ、野志穂警視すぐにきてくれ。正面右の大きな宴会場だ。俺たちもそこにいる」
「わかったわ。すぐに向かうわ。ねぇねぇ、どう?」
野志穂警視は大きな胸の谷間にスマホを思いっきり近づけてアップにうつした。
「わぁ、な、なにすんだ、テレビ電話だからって谷間アップにしないでくれ」
「ま、顔赤らめちゃってかわいい♡みたいくせに」
涼には刺激が強すぎて、顔が一瞬で真っ赤になった。
「おニューのブラ付けてるのよ、良い香水の匂いがするわよ。エルメスよ。え♡る♡め♡す♡」
Yシャツの胸元がボタンが外されており、開いて思いっきりブラがみえていた。色っぽい声で野志穂警視はいい、ウィンクを涼にした。
涼は余りにもみにくいので、視線をそらしながらいった。
「と、とにかくだ、早急にきてください」
「あらま、つれない子ね。イイ匂いするでしょ♡」
イイ匂いはするのだろうが、スマホからは当然匂いもするはずはなかった。
涼は照れながらスマホのテレビ電話を切った。
☆☆
おつかれさまです。
毎日見てくださっている読者様には感謝です。
ほんとにありがとうございます。
魔双戦記の方もよろしくお願いします。
三連休読者様も満喫していたでしょうか。
作者のところはおうちのことをしていました。
暑いから大変でした。
水難事故、交通事故にはお気を付け下さいね。
スピードを出さなくても目的地にはつきます。
時間が少しかかっても安全にいけるほうが事故の確率も少なくいいのではないかと、作者は思います。
少しでもそういう確率を減らす方が大切かもしれませんね。
またおあいしましょう。
それではまた。
読み物として頑張っていくのでブックマークなどしていただけるとうれしいです。
また明日更新します。
どうなるのでしょう。




