第二十話 起こった第一の悲劇
姫君恭子がステージに出てきた。
「みなさま、今日はお忙しい中、私のディナーショーにお集まりいただき、誠にありがとうございます。僭越ながら、QLB41のヒット曲、『アイウォンチューゲッチュー☆』をお聴きください」
そういい、姫君恭子は椅子に座った。
「バラードですので、立っている皆様、座ってお聴きくださいね」
「へぇ、あのヒットナンバーだよ。聞きたかったんだ」
「げっちゅーッス、恭子せんせの笑顔げっちゅーっス」
「おまえなぁ、恭子せんせって、俺たちと同世代じゃねーかよ」
「ふんだ、なによ、あんな女。どこがかわいいのよ」
「そうですよ、こんな近くにモデル真っ青のあたしだっているのに」
佳奈と若菜が仁王面で鬼のようだった。嫉妬は無限大だ。
「(こえー)」
その時だった。姫君恭子がマイクを持ったときだった。
「きゃー、なにあれー」
「なんだ?」
「人が上から落ちてきたよ」
「鬼のお面を着てる?」
「大変だ、死んでる。幕を下ろせ!」
ステージに怒号が相次いだ。
ステージの上から急いで幕が下りていく。
涼の顔つきが変わった。
「いけない、これは殺人かもしれねー事件だ! 野志穂警視に連絡だ」
涼はすかさず、急いでスマホで野志穂警視に連絡した。
電話がつながった。しかもテレビ電話だった。
「野志穂警視、大変だ、鬼ヶ島で人が死ぬ事件が起きた。すぐきてほしい」
なにやら、涼の顔色が赤い。
野志穂警視はお風呂に入っていた。
「あら♡ 私今入浴中よ、ほら、綺麗でしょ、ノーブラよ」
そういい、タオルからチラッと大きな胸を見せつけ、綺麗な長い脚を上にもちあげた。
高校生には刺激が強く、涼は赤らめた。
「ほらじゃねー、なんでいつも、そんな露出高いんだよ」
「あら♡ 照れちゃって、かわいい。私の入浴姿みたいくせに」
「(いつか、襲われる)う、とりあえず、きてください。早急に」
「わかったわ」
急に野志穂警視はスイッチが入ったように真顔でいうと、涼は電話をきった。
翔が言い寄ってきた。
「師匠、また例のセクシー女優みたいな警視さんですか」
「そうだ。いっつもほとんど裸なんだよ、電話したら、しかも、テレビ電話だぜ」
「いいじゃないっすか、美人の警視で。そんな上司うらやましいっす」
「テレビ電話じゃねーといけないっていうんだぜ、電話だとかけてもでないんだよったく」
「なんてセクシーな警視。憧れるっス」
そのときだった。
「いてー」
「フンだ。しらなーい」
若菜の足蹴が涼の足に飛んだ。
鬼の面を付けた状態で殺された人は一体誰なのか。憶測が飛び交っていた。
「まさか、夏元靖せんせ」
「きゃー」
怒号が飛び交った。どうやら、有名人のようだ。
姫君恭子は、よくわからない出来事にその場にへたりこんだ。
これは殺人なの佳奈ら、一体、誰が何の目的で鬼の面をつけそんなことを。
☆☆
おつかれさまです。
毎日見てくださっている読者様には感謝です。
ほんとにありがとうございます。
魔双戦記の方もよろしくお願いします。
こちらもよろしくお願いします。涼と野志穂警視たちを応援してくださいね。
起こりましたね早速殺人が。涼も死神みたいです。
いくとこいくとこ、人が死ぬ。
物語上しかたないですが、ある意味キャラから言うときてほしくないキャラですね、誰か死にますから(笑)
三連休満喫してらっしゃるでしょうか。
作者のところは家のことをしております。
読者様の健康と安全を祈っております。
またおあいしましょう。
また明日にでも。
それではまた。
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