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第二章 鬼ヶ島鬼神面殺人事件 第十七話 招待状




あの事件があってから、しばらく経ち、涼たちは普通に高校に通っていた。



 佳奈、翔、若菜(わかな)も一緒にいる。涼は何かをポケットから取り出した。




「じゃーん、若菜(わかな)、翔! 佳奈ちゃん! ついについに、当たったぞぉ! アイドルグループQLB41の(ひめ)君恭子(ぎみきょうこ)ちゃんのディナーショー招待状!」





「ほんとっスか、涼師匠!」





「ああ、マジだ。しかもだ、四名様ご招待だ!」





「と、いうことは、俺っちと佳奈ちゃん、若菜(わかな)先輩もいけるっすね」





 翔の目が輝く。鼻息が荒い。佳奈と若菜(わかな)もへぇ~といった面持ちで嬉しそうだ。




 そして、涼が言葉を紡いだ。





「佳奈ちゃん、若菜(わかな)、いくか?」




「ま、今をときめく、アイドルの姫君恭子に会えるならいってもいいけどね」




「先輩、あたしもいいですよ」




 若菜(わかな)と佳奈は少し不満そうな顔をしたが、相槌あいづちをきれいに打った。





「よし、決まりだ。じゃ、皆で行こうか。場所はだな……」




「涼師匠、恭子ちゃんの華麗な水着姿っすよ」





 そのときだった。翔が何かの雑誌をカバンから取り出して、涼に見せた。




「おお、めっちゃ可愛いじゃん」




 涼は鼻の下を伸ばし、にやけてしまった。どうやら姫君恭子の大ファンのようだ。




 確かに、水着姿は妖艶だった。





 若菜(わかな)の顔色が変わった。





「ふん、なによ、こんなブス!」




「あぁー、若菜(わかな)先輩、そりゃないっスよぉ、せっかく、ヤングマガピン少ない小遣いはたいて買ったのにぃ」




 なんと、若菜(わかな)はヤングマガピンの雑誌を真っ二つに破いてしまった。




 さすがにこれには涼たちも参った。





 翔は、反動で立ち崩れた。





 佳奈がそれをみて、ポンと翔の肩をたたいた。





「翔君、ご臨終ね。仕方ないよ、敵だもん」





「敵って、そんな」





「(本破るって、おいおい、女の嫉妬はこわいな)」




 涼も苦笑いし内心で叫び声をあげた。




 そして、また涼は説明を始めた。




「それでだ、場所はだな、東京の離島、鬼ヶ島なんだ。日は、来週の日曜日だ」




「なーんだ、ここから近いじゃない。よかった。佳奈ちゃんドレス着て行こうよ」




「そうだね、海があるから、水着も持って行こうか」





「み、水着!」





「師匠、アイドルはいるし、パラダイスっスよ、楽園っスぅ」




「はぁ、お前は、そればっかりだな」




「絶対にデジビデに恭子ちゃんの笑顔と生ボディ納めるっす!」




「先が思いやられる」




 涼は翔の喜び方に嘆息めいたが、嬉しいのは同じだった。




 そうこうして、みなその日を待ち、学校を後にした。

















☆☆







おつかれさまです。

毎日見てくださっている読者様には感謝です。

ほんとにありがとうございます。

これからも涼や野志穂警視応援してくださいね。

まだまだ続いていきます。

出た、新キャラ。今度はアイドルが出てきましたね。

こんな苗字のアイドルいたら面白いかと思って、つけてみました。

どうなっていくのでしょう。

よければブックマークなどしていただけるとうれしいです。

読み物として頑張っていきます。

魔双戦記の方もよろしくお願いします。

アップしていきます。

帰り道お気を付け下さいね。

それではまた。

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