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「了解だぜかぬや、俺らで行くぜぇえ!」
木の上から降って来た可憐な少女を抱きとめてやる、彼女のその引き締まったおへそへと入って、「異世……界ッ。お前を覚醒させるぞ」
なんとかシーソーする為にも力を開放。屋舎陣かぬなを俺は……、この俺の手で一流の異世界へと進化させ。
「でぇええやァ!」
突貫するその目覚めたA級、いやむしろそのレベルじゃないかもな、もはや「あんな力……、ありましたでしょうか?」
「いや……? えぇ……、全ての能力を余す事なく照覧させておりますが、あれはいかに――」「確か勇者部には到底入れない切れ端だったはずですぞねぇ……。それに何か妙な気配ですぞ、我らが意図した戦いではないぞコヤツら――」
訝しがっている、一番最初に捨てたコモン共が思いのほか奮闘しているからだ。特にあの二人は……。
そうよね、どんな起爆剤があったのでしょうね……?
いつの間にか全てが鋭くなった、1級アスリートの動きで回転斬り、かぬやは囲まれたなら水を使い、何度でも何度でも加速。その素早さは正に馬をも超えて駆け抜ける、課題だった攻撃力も十分で――。
「おっしゃぁあ、じゃあ見とけよー私をーっ!」
大地へと突き刺さる剣、はじけ飛ぶ爆撃。
広域を移動してても疲れが見えずに颯爽と駆けつけるから。木を蹴って頂上までひとっ跳びで。
遠距離攻撃の視界から外れてモンスターが右往左往するその上から迅雷疾風、斬りはらい、地面を見据えて「言った通りじゃんね、広い場所なら更に目立つってぇー?」
その少年を見やる。異世界化したので素早さが段違いだし、そうだよ俺もこの行軍を聞いておいて改造レシピを練ってたからな。
本当は体力は必要ないしあんまスピードも必要ないんだが、「いけ、カヌヤ。ココは目立ってなんぼだ――!」
姫様の目の前へとその一撃、一線で戦う勇者と同じに並び、そうして見事に倒して見せれば。身体能力は既に騎士団でもエースクラス、血とともに舞うような斬撃、下から切り上げの一閃、からの別のに当身だそれだけで頭蓋を外す、顔面けさ斬り。
乗ってんな……、その剣を持ち換えて更にステップしかっ飛んで――!
奥に行けば行くほど大物が現れる、それで一番最初に駆けつけれるのは。
「よしよし、コッチも来たな、大量に」
本番だぜぇ――。
それは街。
人間達がいなくなって静かになった後は、喜怒哀楽が、ほがらかで多様な声が消えてて。そのあとだ。隠れ住んでいたモンスターが湧きだして来ていた。想像以上に。それは暗がりはもちろん路地裏、店先の隙間や煙突の中、子供しか入ることのない木のうろ。
するとその残された女性を、それらを引きずり込んで剥いて――。
「ぐぎぃ!?」「よっしよし……、一匹済んだぜ」
血を拭う。剣を持って走って行く、大掃除だ。しかし――。
「おぃおぃ薄汚いのが増えたぜ――」
死体の山、そこには滝のようにカオの中央を流れるトーンが。指の血を振りて「コッチはよぉ、お掃除しよって話だぜ、別にいかがわしい事はしないってよォ」「そうかい……? ただナ、掃除っつってもな、場所は選んで欲しいってだけさぁ――」
騎士を投げる、兜にはコブシ大のの穴が開いていて「はぁ? この、姫様を守らなかったお前がかだぜ?」「五月蠅いねぇ……、へへへ」
シメルぞ若造が――――――。
「何気に頭良いなぁ……」「さぁさぁ国民ども~、どうしましたの~、その程度ですの? あんなにハッスルしてたのにぃ……ふふフ、もっともっと、楽しませなさいよ、自分との戦いですわよ~~、ほほほ」
挑発しながらも汗が美しい。極上のお嬢様が汗をかきながらミニスカを揺らす。可愛いんだ畜生めぇ……、見せても良いパンツを編み出しましたの? 最高だよアンタ――。
レオタードをパンツっぽく見せる技術を習得してんのか、貴族のたしなみだよなぁ。
しかも国民を守りつつ健康を促進し、あと大きなイベントを進めて王権を見せつけれる実行力のある姫様は。ただただ健康的に走り。その白をも見せつける。
「ぐぅぅ、頭……、イっタイ。昨日飲み過ぎた~、あぁでも確か引率だったのよね~、引率ってなにするんだっけぇ~?」
それでなんでこっちも見せても良いパンツを穿いてるのか、アンタは……、アンタそろそろ働いて下さいよ先生!
一番の年上じゃないですか、今頃起きたのかよ。今まで走ってたけどアレ……まさか寝てたぁ?
胡乱でろくでもない仕草、いやもう寝てた方が良いかもな。クソ……、可愛いんだよコッチもなぁ。テニスのあれだわ、29歳、ムレたしわがなんか……。
うぷ、うぅぅ―――ゥ!? あぁあぁアァアァ、とりあえず水を飲ましておくんだ。
「でも、だけど、あっという間に差が開いたな」
「はぁ……はぁ……、同じクラスだったとは思えないよねぇ……」
その震える程の力強さには感服。コッチは時間制限があるから続かないんだよな、レースは一時でも良い感じだったが。かぬやは流石にもう限界が来てた。
久しぶりの再開とそうして異世界・中間試験は圧敗かな。それでクラスを止まらせ見送るしかないけども、だけども正直。
「よぉやっとるよ……。はぁ……はぁ……、あんたらは本気ですごいぜぇ、ナァ?」「そうだわよ~、初めて見せてもらったけれどワタシは応援してるって! だからほれこれ喰いなぁ、朝焼いた魚だわァ」
「あ、ありがとございます、オジサンにオバサン達ぃ~」
少なからず応援する者はいてくれるんだな。
町の奴らは口々に言って来る、この3か月は長かった「あんま無理すんなよって、ぴるぴるぴーしてるアンタら見てて俺らも考えたよ」「あぁ、ぴるぴるぴーだもんな……、こんな可愛いのに……」
あのあまりにも無残な美少女の姿にはな。
最初は貴族が来たと言われていたんだよ、整った服装と良い香りの、汚れのない姿だ。何をするにも泣き叫びキタナイのですぐ腹を壊す。
敵を倒すのも最初は怖くて怖くてぴるぴるぴー地獄だった、なんせナイフ持った小型の化け物なら原住民はあくび悪魔と呼ぶんだ。朝起きて、ふらっと外出た時に鉢合わせしうるタイプという事。
実際1度あったんだわ……、殺し合いにおいてはもう手段を選べない、ぴるぴる鳴いてる横で何度も何度もタックルしたし、ぴるぴるパンツを見ないように言われ喧嘩し。
「でも仲良いって事は良い事よな~、お前さんらまだアッチじゃ青春って話なんだろう?」「そうそう、また増えたみたいだが、ただ頼もしくて良い子そうだなぁ、良かったなぁ、ともお!」
その指名されたカヌヤが頭をかいて、森から出てくる姿を。とりあえずぴるぴるした後だ。
「あぁいや、そうだけどあの子は違うぞ。多分貴族に残るわぁ」「いやいやぁ……、それでも青春というのをさ、楽しめば良いさ。うちらが呼んだばっかりによぉ、そこだけはなぁ?」
一緒に感謝されるかぬやを「……」えとなが目を切る。
それで夕闇が来て。




