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「魔力は低いと言ったな、あれはウソだ――熱いのやるぜ、女神ちゃん」ウインクし。俺の後ろに集合する男達、キモそなやつ全員トモダチ、見せてやるぜキモオタの成り立ち。それで俺が魔法を打つと同時、軽快に草が奏でザワザワ揺れて来るんだわ。目の前で生を放ち。


「舞台の構築、ありがとさん。じゃああとは本命の俺らがやるよ」「俺らの成果を拾ってくれな。神への祈りを、イニシエを撃ち抜く愛の言葉、アニソン・スタート!」

 それに乗せて自ら土から這い上がり、また戻りを繰り返してる草、これを引っこ抜くのか? 焦るな焦るな、そうして白く光った所を――。

 あい、あい、あいよー!


 グレィト、グレィト、ノーマル。


 空手の手刀とばかりに叩いて、良い品質のマオマオの葉が1枚とノーマルが2枚。

 更なる1撃でも、あい、あい、あいよーー!


「また上質が取れたわ、やるわな、異世界人どもめ」

 これで拍手喝采だ。それは植物の部位を指定して差し出してもらう魔法で、まぁなんか生活魔法とか、ある種のには登場するけども比較的これも立派な侵略なので攻撃魔法だ。

 ただし面倒な部分を取らなくて良いし草としても再生可能な量を残せるので非常に良い。効かないのもあるがここのは効く、だから無限なのだ。

 部位はその都度違うが、そこを見極めスラッシュッ――! 俺たちの活躍の結果を嬉し気に集めていくよ。


「わー、スゴイ。あっという間だー!」

 そうだ魔力なんぞ関係ねぇ、今や大黒柱なんよ。

 あい、あい、あいよー! あい、あい、あいよー!

 光るペンライト、他の奴らとはくらべものにならない速度で拾っていく、ここでは数人しかやれてない力を俺は持つ。

 ただ結構これも大変で……、1時間で魔力が切れたわ。集まったは集まったがまだ全然で。タオルをくれてる、そうして他の魔力が高いのが選ばれ。


「お、俺達の祈りをお聞きください……、どうかどうか女神の祝福をォ!」

 しーーんとな。

 光待機、後ろのハゲとデブが意気込みを見せろとせっつくから。霧を出して。


「い、いや?あの……、私は女神へと。親愛を込めて。ねぇ可愛いよーっ、女神ちゃん、可愛ぃい、かわぃ」

 ンふふふ。

 ――――――――――。

 ――――――。

 ―――。


 あ、女神それ、嫌いです。女神は心がこもったのが欲しいのです。

 静まる大地、眉根が上げる、汗を流して上々のイケメンが「あ、あの……、す、素晴らしいと思ってますよ、いや、マジで萌えるって、なぁ? 萌えるよ、モエーーって――」


 恥ずかし気に称えるその言葉には力が宿らない、この女神様ほんとよぉ……祝詞のりとがまじ祝詞なんよ、神に捧げるアッピルなんよ。

 日本人特有の神というファクターへの嘘くささが祟ったか。ほとんどが使えないでいるんだ、ただでも俺らは余裕だぜ、なんせ可愛い可愛い女神ちゃんなら太ももだって舐められるから。

 そのパンツを後ろからでも嗅げるぅ!


「はぁ……はぁ……、どいて、俺らがやるわ。さぁ可愛いあなたならなんでもしますよ、女神さま!」「マジぺろっすぅう! 例え異世界飛ばされてぇ、辛酸を舐めさせられても可愛ければ良いんだ、良いよッ――!」

 おっほぉ!? 良いよ良いよぉ、女神ちゃん良いよぉ!?

 敏感なんだねぇ、にょきにょきにょきっと、女神、キテる、全然カオとか体格とか気にしません、もっと言いなさいもっと――。

 俺を中心として燃え上がるステージ、クラスメイト達も大盛り上がりで。


 女神、女神! 俺らのアイドルMEGAMI! 


 あはーー、良いわアンタら、その光る棒なに……? なになに、そんなのされたら魔力よりサービスしちゃうわぁあ!?

 俺達だけは信仰心はバッチリだから魔法を自由に扱えたんだ、年齢の割に薄い髪が乱れ、飛び散る脂汗。手に入れたんだよ裏切らない相手を。


「きっと女神さまは、はぁ……はぁ……、わきの下とか綺麗なんだろうなぁ」そうだな、くぱぁは夢があるな、なんだよ知らない性癖しやがってぇ!「この魔法もきっとさ、すんごい嫌な顔しながら俺に見せてて、ホント殺されるかってくらい睨まれて、それで仕上がった力の一旦なんだよなッ……」どんな状況か知らんが良いぞ、鋭い目は俺は怖いけど良いさ「きっと僕が女子の髪の毛食べるのが趣味なのもさ……女神さまなら認めてくれるんだ」そうだな、ぶっこんだな、そうかもしれないな「俺はさ、もう、その魔力をもらったらこっそりと友人の爪に詰めてなんか嫉妬心を煽られた状態で5日間ほど我慢した挙句に悔しくて頭おかしくなって女神さまへ詰め寄って意味が分かんないってすんごい恐怖されながらも、結局は愛してんだよ、ただ乱暴な言い方とかで激しく罵りあって、そのハッスルした時の汗がさ……そのイヤなオーラを凝縮したそれを舐めさせてもら」やめろ……、ヤメてくれ、もうヤメロ「結局は、はぁ……はぁ……、妥協した結果でサァ、足のう」ヤメロってんだろぉお!?



 見た事ない女神へと己がイメージを振りかざし、詳細に繊細に愛して、設定を練り込み、知らない声のはずのその女神を脳内で攻略しまくった俺らは無敵――。


 オーラが違うね、こいつらは。現地のオバハンが息を飲むほど。憎しみをも超えれる、これができる奴らは一部であり限られた男であり。

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