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「あぁーーぁッ……くそが、勝手に呼んでおいてよぉ!?」

 バタバタと五月蠅いなと、それで「あぁ、増えてくんだな……」


 城から吐き出されてく奴らもまだまだいるらしいと、酒場のマスターが出てその乱暴に連れて来られてる奴らへと相手してくれる。

 実力至上主義、これが本気過ぎて辛いな。

 中山田いるじゃんよ。近づいてくる、っていうかココを紹介される。ゴミ捨て場として。

 いや、面倒よ。


 まぁなんとか仕事を終えたし、全員がもう高校生だというのも忘れ始めていて目の前の生活を追うだけで。

 でも今どんだけ人が死んでるかを見せられたらこうなるのも仕方なしとも思うし。よくもここまで持ち直したなと。

 マフ太郎を小脇に抱えた、木のカップを置くんだ、もっふりと可愛い異世界の友達。

 時折よっと魚っぽいらしと共に動く堅い筋肉が。でも柔らかすぎる体毛、可愛い鳴き声。


 この28名のクラスメイトたちと共に強く強くだ。

 最初は泣きながら授業したのを覚えている、もうどうにもならなくて。



「先生、分かりません。こんなの覚えてもどうにもなりません。こんな……、こんな土地で一人、全ての頼みだった焼津先生もいないし、もうこんな無駄な知識とかあってなんになんのォオ――!?」

 えうえう泣きながらおぃおぃ地団駄を踏んでしまう29歳、ちょっとエロい。

 今までは体育の先生に頼ってたが、俺らが本気で騒ぐと泣きながら焼津氏の後ろで鳴いていたが。そのままこっちじゃマフ太郎を抱きしめながら涙に沈むだけだった、爪を噛んで可愛い鳴き声を出し合い唱和し。そんな彼女も今や。


「はぁい、新しいフレーバーが発売よーー、全員集まってぇえ!」

 指を舐め上げ、投げキッスし、すさまじいデブの隣で笑顔で踊っている。

 可愛いんだよ。だってセンターだもん。ベリーダンスというのをしてたらしいんだ、ほらアラブの人とかが踊るあれ。


 くねっとな。


「うへぇえ……、あんな動き、どんな風になんだろうな」

「きっと上でエんロい動きするんだぜぇ? なぁ……?」

 もはや可愛い可愛い歌のお姉さんだ、彼女は男達のイヤラシイ目に晒されてあぁでもないこうでもないと。

 綺麗なウェーブのふわ髪が揺れる、細くて優美な女性らしい流線型でのその、特に丸が揺れて、しなやかでよく曲がるカラダ。汗。

 ほぼほぼ下着みたいな姿で踊ってんだよ、なんせ彼女が発案だもんよ、すんごい際どくてガーターベルトとかいう魔性の。


「でもなぁ、アレ、教材なんだよなぁ……」

 この時代、辛辣な事を言うが、先生になったら終わりだ。それは踏み抜かれた核地雷として想定されている。



「はぅう!? ヤメて、ヤメなさい――!?」

 いやぁーーーーーーーァ!?

 まだ弱かった頃、ついには襲われたんだ。何人もで襲われて金目はもちろん女を……。

 眼を覆いたくなる、叫ぶ声が。ボロボロでもう力も出ない、薄暗い細道の中で物乞いしたさに。でもまだ俺らは高校生だ、しかしこの時代では結婚適齢期だ、襲われ剥かれ……。汚い男達に蹂躙を受けるのが普通、そう、普通の世界――。


「先生、先生ぇーー!?」「わ、私は良いの。逃げて、全員逃げてぇえ!」

 必死でも、だけど制服の少女が破かれて、汚い泥が跳ねてそこをなんとか邪魔して暴れて押しとどめようとした先生。一人残され。あっさり胸があらわにされて、破れる胸元、組み伏された。

 もはや彼女は震えるしか、「ふぅ……、ふぅ……、高校教師6年……、29歳、ここで終わるなら。うぅぅ  ぐす――。でもただ結婚だけはしたかったのにぃ――」

 その色っぽいパンツを脱がして……、29――? 29で……、独身ゥぅ?

 空気が変わったんだ、いや、本気で。


「それ、一度も、だってのかい?」「そ、それって、あれだろ? 男が連続で死んだとか、5回くらい消えたとか……っ」「あ、あれだぁ!? 捕まってたんだろ、修道院とかで、女だけしか知らないやーつ!」

「ち、違うわよぉ、失礼ねェ――。選択的な独身なの、こんなの普通なのっ、私は健全な一般女子よォ!」

「子供作れるのに、一人――?」

 そう、それからだ。


 俺達は世界の残酷を身をもって知った。



「やっべぇ……っ、可愛すぎるぅう、こんな色っぽいの見たことねぇぜぇ!」「異世界びじん……、はぁ……はぁ……、あんな綺麗でツヤッツヤで良い体したのばっかりなのか、いや本当に女神の生き写しじゃ」ゴクリ。

 でも手だけは出したくないんだよなぁ……。29だもんなぁ……。

「き、キミ達は分かってないな、しょ、初潮が来なかったんだよ、それだけだきっと……、はぁ……はぁ……、彼女はきっと神聖なだけなんだぁ」花束渡そうとする男ですらガタガタ震えてる。初潮が来ると適齢期、大体は15なんだよな……。


 倍なんだよなぁ……。


 あと異世界の神聖はもう腐ってんだよなぁぁ……。


 女たちは恐れ、先生のパウダーがかかると言って前列から逃げる逃げる。

 大歓声の中でちやほやされるけれども誰一人結婚を申し込んで来ないし付き合うのもハバかられる相手。

 噂によれば、22の後に一度でも付き合うと地獄すらも怯える、そんな呪いにかかるという――。

 それでヤケになり、もうとりあえずエロい恰好するしかなくなり。だからだ、むしろどんなエッチな格好しても良いという風潮でもあり。


「フゥ……、フゥ……、 はふぅぅ……――。社保ないって事が、それが分からない子には分からないでしょうねぇ」

 本気の大人の目。色っぽ過ぎる姿で汗ばむオッパイ、疲れた吐息。先生、子供に見せるもんじゃありません。

 良い事はないなと、サーカスの待機室みたいな粗野なテントで。


「じゃあせんせ、それで新しいメンバーなんですけど……、えっと中山田と柿内とあとぉ」「あぁあぁ、自分達でやらせれば良いわね……。どうでも良いわ? もうアナタに任せておくから~」

 ま~この、ヤル気の無い事で。

 アイシャドウを気にしている。正直コッチの運営も大変なのだが、この頃は先生はひたすらにお仕事だ。むしろ貫禄が出てきているなぁと。あの可愛かった先生も2か月で変わった。


 少し妖艶さが出て来てて、元々少し可愛すぎたんだわ。


 ただ、大人の顔を時折覗かせてきてな、その年上の女性はガーターベルトで足を組み。実はそれパンツなんよ。


「それよりもトモオくん……寝れてるぅ?」

「あ、え? 大丈夫っすよ。俺はまぁ……」

 少しソノ線がくっきりとし、オッパイが寄る。俺達には全然適齢期の女性であってだ、あんなに気弱だったのが大人の女性となって、それで。

 そうなんだー? 寝てるのね……?「じゃあね、寂しくないか……。でももし寂しいなら言ってね? 私も……、アナタと同じだからね」


 そう言って手を握るから。甘い吐息。実はこの先生かなり男子から人気あったんだ、告白対象に普通に並ぶくらいには。そうして彼女はその下着までもをずらし。

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