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幸福な時代

夢の中で、誰か喋っていた。


「今は人類文化史の中で、バブルなんだよ」


確かに、そう思う。

今以上に文化が細分化し、駄文が持て囃される時期もないだろう。


「戦争になれば終わるよ」


それはそうだろう。

電子機器は電気が前提。人類が衰退した地球にやってきた生命体がいても、電子世界へのアクセスは閉ざされている。


エルドラド


もし、このまま第三次世界大戦が起これば、世界中が繋がった「もうひとつの世界」は永久に閉ざされる。


生き残った人類は日々の生活で必死になり、いつの日か、この「遺産」にアクセスして「現実世界」に持ち出せた猿が強者となる世界になるだろう。


「それはいい」


俺はそう言った。

今の世界に閉塞感しか感じないから。自分の知らない世界を他人だけが楽しむのに嫉妬するし、つまらない。


誰かは、どこか寂しげな顔しながら、俺の頭に手をおいて撫でていた。

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