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幸せな青春
月日は流れ22歳。バイトと彼女と騒がしい時代。この時代が生涯で幸せだっただろう。
調子に乗り朝帰りに自慢の400ccの単車で彼女を送ったあとの帰り道。小道を行って家路をショートカットする為に十字路にさしかかる。左から乗用車が迫る。刹那は低速で軽くこけるだけと読んでいたが衝突後右側の公園の鉄格子に激突し、鎖骨は砕け何回転か回り左足、顔面に衝撃が走り尻餅をついた。近所の皆さんが駆け寄り救急車を呼んでくれた。アスファルトが容赦なく照り返す。
やけに暑い夏、頭から血が噴き出て焦げるほど痛く何が覆い隠すものを誰かに頼み救急車を待った。そのシーンをバイト先の人が見ていた模様で脳みそが出て死んだと噂が立つ。
病院到着後、早々に彼女が血相を変えて見舞いにきてくれた。診断で身が肩の鎖骨をチタンピンで止める手術を受け、そのピンは抜かす死ぬまで止めていることになる。後遺症が残る身体にはなったが支障は最小限で全快した。入院の期間中、自分を見つめ直し先の不安を感じ、入学した大学を辞めて仕事に就くことを決めた。




