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ライジング  作者: san


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幼い危うさ


あれは3歳の元気全力の幼少の頃。

アニメや特撮ヒーローが兎に角大好きで外を問わず駆ける自由な子供で幸せを全身に浴びて笑顔が絶えない子供だった。

ある日誕生日に買ってもらった特撮ヒーローの最強の玩具武器を買ってもらった。大喜びで遊びに夢中になった。ボール遊びや階段で遊ぶ中、あの武器を眺めて兄に取られたらと不安に思い道向こうの畑に隠し遊びたくなったら取りに行く秘密の場所はワクワクを初めて覚えた楽しいことを思いついてご機嫌だった。

数日経つとあの大好きな武器を思い出し幼稚園から帰ると母の目をかいくぐりあの畑に一目散。道を不慣れなスキップで横断中、視界のせまい幼児はワゴン車が飛び出しできたのを見落とす!子供を踏み切って停止!車の裏で踏まれた時のさびた鉄の匂いと真っ暗な視界、タイヤの巻き込みを受けた恐怖を感じた。子供は顔や手足を踏まれて気絶していた。。道に横たわる私を探し回していた母が発狂したのを覚えている。奇跡的に命は繋がっていた!

気がつけば病室で眠っていた目覚めると消毒液の匂いがして静かな暗室。母が項垂れる様に私が寝ているベッドにいた。ぼんやり左方向の天井を見ていた時、不思議だったが病室の天井に誰かわからない顔がすうっと消えていった。安堵した表情に見えて母も見ていたのを鮮明に覚えている。私を怖がらせない為か抱きしめて寝かしつけられた。しばらくして何もなかったように痛みもなく回復。あれだけの巻き込みで骨折もなかったが大好きな武器の記憶は怖い物に変わってしまった。

そして、5歳。ひどく激しい事故はすっかり忘れて工作や消しゴムコレクションを集めることに明け暮れていた頃、また禁断の場所に向かう。

その向こうには何度も行っていて綺麗な花畑にミツバチが飛び交うお気に入りの場所。さあ行こう。ここでも無造作に横断!原付が横切り激突!乗っていたお姉さんは左横に3メートル飛んで電柱にぶつかって落下!私は5メートル飛んで顔面からアスファルトに落下!乗っていたお姉さんは打撲で生還。私は血まみれで初めて死ぬことを覚えてひどく怯えて座り込む。しばらくして救急車が来て白衣をきた約3人の隊員が私に迫る。私は恐怖で知らない場所に連れて行かれる恐怖の白衣だと感じ捕まるのを拒み、近くの民家に隠れた。しかし、すぐ隠れた民家の人に見つかティッシュを連打で出し続けていた民家の人を見てついに、白衣の隊員に確保され気を失う。

病院について人の話し声の中、どうやら口を開けられて何が縫われている。痛みはなく意識は遠のく。気がつけば病室に誰だろうか?父親が誰かを叱りつけている。私は特に気にせず3日入院。主治医も治りの早さに驚いていた。

退院した私は顔のかさぶたを恐る恐るめくるのを癖になりむいた。傷後はきれいな肌で何の跡も分からないほどに治っていた。ある日ご飯をいつものようにバクバク食べている時、上歯の上の歯茎に引っかかりを見つけて口の中に手を入れ引っ張った。糸がきれいに抜けた途端、口から出血、抜糸前で血が前方向に吹き出すのを見て大泣きして再度縫い直しに。その後、いろんな検査をしたが問題なく終える。絶対に向こうの場所には行かなくなる。


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