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サバゲー番長異星転生  作者: 龍に本
第三章 サイボーグ戦士 誰が為に働く
21/23

旧支配者と仕事始め

研究室も廊下もオフィスも、

地球人のとあまり変わらないが、

窓から見えた取締役たちが、

作業着の異形たちなのは、

大きく違っていた…



「歩いてる歩いてる!」



「本当に動くんだ!?」



オフィスで窓越しに、

驚く声が聞こえる…


まじロボット初めて見たみたいな、

反応だなあ…


ドアを開けるとそこには、

明るいが古びた町工場オフィス有り、

作業着の旧支配者たちが、

仕事の手を止め俺を一斉に見た。



奥のクトゥルフ社長やダゴン専務は、

VR旅館内でと変わらんが、

似た姿のおばさん邪神二人居るな…


こういう時こそ、

義体の字幕機能オンか!


ダゴン専務に似た魚人女は、

ハイドラ経理でダゴン専務の妻!?


クトゥルフ社長やクティーラ博士に似た、

蛸頭女はイダ=ヤアー常務で、

クトゥルフの妻…


まじ一族経営だな!

中小企業らしい…



「おぉ番くん、

こっちによく来てくれたね。


みんな彼が例の地球人だ」



クトゥルフ社長は、

一番有名な邪神なのに、

俺には優しいよなあ…



「あんた!こんな高い玩具!

どんだけクティーラ甘やかすんだい!?

漁協からの値下げ分も、

これで無くなっただろ!?」



だがイダ=ヤアー常務は、

俺に厳し過ぎる!?



「しかしだね…

この義体はミスカトニック大学備品で、

うちで買ったでなく借りたもので…」



俺の体レンタルなの!?

しかもミスカトニック大学!?


文脈的にクティーラ博士が、

通学している大学みたいだな…


クトゥルフ小説では、

人間の邪神研究大学の筈だが、

実際は邪神の人間研究大学!?



「維持費で差額無くなったて話ですよ!

社長お嬢様にガツンと言って下さい!」



ハイドラ経理も俺に厳しい!?

クトゥルフ社長、

妻と部下にタジタジだ!?


え?俺社長令嬢の、

甘やかしの象徴なの?


俺賛成派は、

クティーラ博士、クトゥルフ社長だけ!?


俺かなり危うい立場!?



「…」


あ、ダゴン専務は、

昨日かなり手柄譲ったから、

グレーな無言なったな…



はい2票、いいえ2票、わからない1票!


わからないダゴン専務がデレたら、

俺有利になれるぞ!


しかし仕事前に、

気になる疑問が…



「ところでクトゥルフ社長、

VR旅館にはどうやって、

ログインしているんですか?


俺向こうからここ来たから、

分からないんですが…」



「あぁそれですか?

まずパソコンのVRアイコンクリックして、

椅子にもたれて目を閉じれば…」



「えっ!?体にプラグ挿入やゴーグルやデバイスじゃないの!?」



「地球のVRログイン、

そんなだったんですか!?


宇宙では昔はプラグだった様な…」



「子どもの頃図書館では、

プラグ挿入残ってましたね」



ダゴン専務ようやく口開いたが、

プラグ挿入はレーザーディスク並みに、

時代遅れなログイン!?



「地球ではゴーグルでしたが、

クリックして目を閉じるだけな、

宇宙凄いですね…

操作レバーとかは?」



「それは使う邪神も居るが、

使わない邪神も居る位ですね…

うちでは使わないかな…」



「ほらほらあんた!

設定説明終わったなら、

早く仕事して儲け出しな!」



俺はイダ=ヤアー常務に背中を押され、

ダゴン専務隣の空いてるデスクに、

座らされた。



「しかし宇宙の仕事て、

一体何をするんだ!?

スペースデブリ回収か!?」



『それは私が教えるニャ!』



すると突然煙と共に、

半透明でトンボの様な羽根が生えた、

喋る黒い仔猫が現れた。



「何だお前?ケット・シー?

尻尾二本だから猫又?

ひょっとして甲ちゃん!?」



『そうだニャ!

私は義体まだだから、

今はこの立体映像アバターで、


長くんにお仕事教えるニャ!』

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