生まれ変わった不死身の出勤
「現実にて、どうやって!?
クローンで俺の体作り直したとか!?」
『あー番くんの体は、
核戦争で髪の毛一本残ってないし、
地球制圧した大倉ちゃんとの約束で、
『クローン等でも人間復活させない』て、
釘刺されてんだよね~」
まじか大倉さん、
どこまで人間嫌いなんだ…
『だから義体作ってたの、
機械の体だよ?
男の子の憧れでしょ~?』
機械の体!?
つまりサイボーグなるのか!?
かっけえなあ~
昭和頃のヒーローは、
サイボーグにされて嘆く悲劇多かったが、
皮肉にもあんたらのおかげで、
サイボーグ印象良くなった!
「よし頼む!早くそっち行かせてくれ」
『OK!』
すると二度寝した様な、
地球からVR空間来た様な感覚だが、
今回は昔のSF映画で見た様な、
カラフルな空間を通る感覚!
「番くんどうー?見えるー?」
瞼を開くと邪神態クティーラ博士が、
診察の様にペンライトを、
触手で持ち動かしている。
「ここが現実?
なんか視界に半透明のグラフや表示見える!
映画とかだと格好良いが、
自分の視界にずっとは邪魔だな」
「あぁそれオンオフ出来る様に、
設定変更しとくね♪」
ようやく普通の視界になったが、
眼球がカメラだからなのか、
ウィーンて可動する音が気になる!
「今度はウィーンて音するが、
まあサイボーグぽくて良いか…」
「じゃあちょっと立ち上がってみて、
体全体からも音するかも」
椅子型の台座に座っていたのか、
肘掛けを手に立ち上がる。
「おぉ!クララ…でなく俺が立った!
学ランや下駄も有る!」
袖をめくると自分の腕。
中にシャフトやギアやモーター有るからか、
回っている遠心力に違和感有るが、
継ぎ目が無くて皮膚が、
生前やVR空間でと同じだ!
「脈は…流石に無いか…」
立ち鏡を見ると、
VR空間や地球でと同じ姿なので、
本当に生き返った様だ。
「この体ビーム出したり、
パンチ飛ばしたり出来るのか?」
「何言ってんの?
そんな危険な機能罰せられるよ?」
「じゃあ怪力とか飛行とか…」
「それも無理だよ、
地球での番くんとほぼ同じ。
地球のロボット技術で、
そんな事出来たっけ?」
「出来ないな…
今のはフィクションでの、
ロボットの機能だ…」
サイボーグなのに、
超人的な事出来ないのかよ!
生前とほぼ同じに作れる、
技術も凄いけどさあ…
「じゃあルルイエ水産での、
仕事お願いね♪」
「えっ!?さっき御褒美と言ってた様な…
人手欲しかっただけじゃ…」
「そうとも言う♪
でも考えてみて…
あたしら旧支配者に接触して、
頭おかしくなった地球人いっぱい居るけど、
旧支配者の企業で働く地球人は、
番くんが宇宙初だよ♪」
「そうとも言うが…」
企業所属スポーツ選手も練習だけでなく、
所属企業で働くパターンか!?
「あたしはまだ、
この研究室で忙しいから、
後はみんなに聞いてね♪
ここ出て、
突き当たりのオフィスね~」
「ちょ!?」
こうしてクティーラ博士に、
廊下に出されて俺は、
機械の足でオフィスに向かった。




