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サバゲー番長異星転生  作者: 龍に本
第二章 渋いR空間
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12/30

サイバーパンク宿泊

三階は落ち着いた雰囲気で、

土壁だが床はカーペットで、

まだ土足可能だ。



「えーと、この先だ」



甲ちゃん袴にヒールだが、

足痛くないのだろうか?


AIでVR空間だから余裕なのか?



「しかし部屋結構有るな…

このVR旅館四階建てみたいだし…


さっきのNPC偉人が宿泊しているのか?」



「あいつら、

さっき生成されたから、

私ほど設定固まってないぞ?」



「メタなツッコミだなあ…


メタと言えばNPC偉人で白人は、

兵法家のクラウゼヴィッツのみだったが、

ラブクラフトやダーレス居ないのか?


旧支配者が作ったVR空間なら、

誰より真っ先に居るべきだが?」



「クトゥルフ神話作者が社長たち見たら、

混乱するだろ!」



「あぁそうか…俺も混乱したし、

小説と違う意味で発狂するかもな…」



「まあ着いたから、

入るぞ」



甲ちゃんは袖から、

部屋番刻まれた木の板付き鍵を出し、

部屋の引き戸を開けた。



中は畳張りの四畳半和室!

日本人として落ち着くなあ~


ここでは土足厳禁だから、

下駄を下駄箱入れてと、



「あーそうそう!

和室テーブルて木製パズル有るよな!

邪神のだからか知恵の輪混ざった様な、

名状しがたい形だなあ…」



「そいつは暇潰し用だ、

他にも有るには有るぞ」



茶菓子や窓も気になるが、

それより旅館では有り得ない、

真っ黒な壁が気になった。



「おいこれ何だ?」



『それはあたしのディスプレイ画面♪』



「うわっ!?」



黒い壁に突然、

眼鏡白衣だがクトゥルフに似た触手怪物の、

巨大な顔が表示された。


背景にはオフィスと思われる、

職場風景が浮かんでいる!



「もしやクティーラ博士か?

現実だとマジ触手なんだな…」



『現実でもアバターみたいに、

地球人風の姿なれなくないよ?』



「それは別に良いんだが、

黒い壁だと不自然だから、

普段は普通の和室ぽくしといてくれ」



「OK!」



現実クティーラ博士浮かんだ壁は、

旅館に馴染む床の間になった。


ゲームキャラから見たプレイヤーは、

あんなにでかかったのか?


水槽のペットから見た飼い主、

動物園ガラスから見た来場者も、

こんな感じなのか?



「旅館なんだから、

そんな窮屈な制服より、

浴衣に着替えろよ」



甲ちゃんいつの間にか、

NPC偉人みたく浴衣なっている!


黒い壁やクティーラ博士に気を取られたが、

こっちの着替え見るべきだった!



学ランをハンガーにかけて、

シャツは書生風の襟無いのに着替え、

俺も浴衣になった。


VR空間でデータなのに、

地球での肉体みたく開放的なったな…

いっそ俺も袴欲しくなる。



「学帽は脱がないのか!?」



「これは拘りあるからな…

番長としては最低限!」



そしてようやく窓の障子を開けると、

木張りの縁側と座椅子とテーブル。


風景は山々や、

緑豊かな日本庭園が見える、

池だけでなく枯山水まで有るのか!



「おぉ!綺麗だなあ…

甲ちゃん一緒に見て回ろうぜ!」



すると甲ちゃんより先に、

クティーラ博士が答えた。



『アウトドアサバゲーも決まったよ!

対戦相手はインスマス漁業組合、

フィールドはその日本庭園。


あと一時間でやるから、

一階売店で必要なの買っといて』



あそこサバゲーフィールドだったのか!?

ゆっくり観光からでなく、

いきなり撃ち合いで行く事になるとは…


まあこのままではサバゲー番長でなく、

旅行番長なるしな!


旅館に缶詰めて意味では、

番長より作家に近いか?


しかし水産加工の次は漁協…

VR空間は山だが、

外の現実は海なんだな…



「てか買うって何!?

給与とか有ったのか!?」



「勝利ごとに貰える、

歩合制の電子マネーだ。

説明するから売店行くぞ」

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