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チャプター2
2
【プルル・・】
電話が鳴る。
【ガチャ】
「もしもし?」
「・・・」
【プープー・・】
電話が切れた。
【プルル・・】
また電話が鳴る。
【ガチャ】
「もしもし?」
「もしもしィ~。お兄さん何歳?4万でいいからさぁ、援助して欲しいんだけどぉ~」
「・・・」
「ちょっとぉ~、聞いてんの?」
【ガチャ】
慌てて電話を切った。
【プルル・・】
5分後に電話がなった。
【ガチャ】
「もしもし?」
「もしもし。俺と同じ趣味の人探してんだけど、良かったらケツ貸してくんないかな」
【ガチャッ】
電話を投げ切った。
時計に目をやる。
21時22分になる所だった。
いい加減にして、部屋を出ようとした。
もう一度電話がなった。
暫く電話を見つめて考えた。
最後に出てみるか。
【ガチャ】
「もしもし?」
「・・もしもし?」
受話器の向こうから、若い女の声が聞こえた。




