#0020 3回目の死後の世界
6月25日、いつもと違うオッサンを俺は見ていた
いつもなら笑い飛ばしてるはずなのにどことなく元気がなく気だるそうに外を眺めていた
「何かあったのか?」
「んー、何にもねぇよ……ただの疲れさ」
こんな会話が1週間ぐらい続いていた、過去に時間を戻り俺を死にかけた時に…いや死んだ遺体をこの世界に運び込んで何らかの方法で蘇生させたと言うわけだ……。信じられないが結局、俺が生きてるわけだからなんとも言えないが……ただひとつの疑問が頭によぎる。
この、4回目の蘇生した時ーー
おれは、この世界に存在していなくそして今俺がいるという事は未来が変わっていることに繋がっている事。つまりこの4回目の世界は未知なことが多いのと先が読めなくなってしまった意味がでかすぎるーー
記憶は曖昧だがレリアが言うにはーー「3回目までは変わりがなかったけど、4回目となる蘇生が不可能と察した時に竜太郎が時間を遡戻って君が居ない4回目への世界に連れてこられたわけ……レクチャー時間潰すな!」ちょっと言ってる意味わからないけど……なんとなく分かったそんな気がするーー
そもそも何故、蘇生が出来るのを竜太郎は知っていたのかまだ良く分からない状態……。やっぱり本人聞いた方がいいのか?と思いつつ竜太郎に聞いてみた
「なぁ、なんでオッサンだけは俺が生き返ることを知っていたんだ?それと……3回目の世界で蘇生不可能ってなんだ?」
「知りたいのか?」
その言葉を発した竜太郎の言葉はかなり重苦しいのを感じた空翔ーー
だけど、知らないままでいられなかった空翔はうなずいてたそして椅子に座ったーー
「お前がなんでそのことを知ったのかは聞かないでおいてやる……。3回目の世界で起きた事はなぁーー」
化学兵器で次々やられていく仲間達、それは空翔が感性病になって十百香が殺した後のことだ。次々と現れる新手を俺はなんとか凌いで戦ったーー
「せやぁぁぁぁぁぁ!紗理奈、ファイング生きているか?」
「私の心配は無用だ、ただ十百香を安全な場所に移動させる……しばらく耐えてろオッサン」
「オッサンって言うんじゃねぇよ!分かった手短に頼む……おいファイング!月間美形男子総集編読んでる暇あるか!?」
「うつくしさは罪それは俺だ!さて皮肉にキモイ死体共を成敗してやるこのーー折れ果てた剣で!」
もはや柄しかない武器を握り的にかざしていた
頭を抱え込む竜太郎、次々切っては切っては現れる敵に苦戦をしていた2人ーー
後のち機械兵器まで現れて都市は熾烈な戦場化へと変貌を遂げてしまった。体力も気力もかなりギリギリな状態で追い討ち書けるかのように襲来した機械兵器その際いに一人の少年が現れて機械兵器を叩き切るーー
「生存者発見した!あんたら大丈夫か?」
「だっ……大丈夫ならっ……こんな生き上がってねぇよ!」
「もう俺の本が破られては……」
「ふっーー!」
背後にいた機械兵器を突き刺して地面に落ちる。見るだけでも速すぎて捉えられないくらいの速度をいとも簡単に突き刺して壊したーー
「アンタ、そんな剣じゃ大振りしか出来ねぇだろ……ほらこれを使って見な」
投げ飛ばされた武器は、拳銃だった。それをポケットにしまう竜太郎、そしてその少年に名前を訪ねたーー
「オメェの名前は?」
「今の状態は仮姿にしか過ぎない……名前は悪いが教えられない」
「そうか、わかったがァ……目の前にいるあのデカ物……何だありゃ……?」
なにかのマシンのようだが、何かを収集しているようだ……。それどころか壁を突き破り現れたS級クラスの黒翼って言う魔獣が現れたの同時に眩い光を次々に放ち
仲間は焼き殺されてしまった、しかも見えない攻撃とその破壊力は凄まじく次々と破壊していくーー
「不味い……あの魔獣が現れたら……終焉が来た事になる」
「終焉だとぉ!?世界が終わるってことかよ!」
すると十百香を安全な場所に移動させた紗理奈が現れた
そして周りの光景を見て少し苦笑いをしていた。2人で貼った魔法結界が見事に打ち壊されてしまったのだから
ーー
「また張りなおせばいいのだが……あいにく魔力がギリギリな状態だーー!?」
すると、どこからともなく現れた軍人の人が剣を構えて空から滑落してくるのをみた紗理奈。そして竜太郎は紗理奈の前まで走り、大剣を構えて振り回しして鉄の鈍い音を奏でながらはじき返したーー
「我が攻撃を弾くとはなかなかの腕が立つようだな!」
「スカイダイビングをしながら敵を切るなんて軌道が定まらないからすぐはじかれっちまうだろうがァ。それで軍人さんが何故俺達一般人を狙うんだ?」
「理由なとは宛にしないでもらいたい!我は世界最後を迎えた都市を救えない……ならば最後の願いは強者と剣を交えること、我が願いを叶えてもらうぞ!」
襲い掛かってくる軍人、その剣さばきはなかなかの物で竜太郎と互角で打ち合いを始めていた。その背後にいた3人は機械兵器や人体兵器などを食い止めながら戦っていた
「そんなに好きかよ?」
「ぬっ!?」
軍人の剣を弾き飛ばした竜太郎、そして首元に大剣を翳す
「くっ……こんなに強いヤツと剣を交えた事に悔いはない……さぁ殺してくれ!」
だが、竜太郎は大剣を降ろして別な方角を向き左肩に大剣を乗せて話すーー
「こんな状態で、人なさんざぁ殺せねぇ。それがたとえ本望としてもだァ……この都市を救う方法を探し出せ」
「探し出せだと?全てやった、だがもう手がないのだ!それにあんな奴らに殺されるくらいならお前に殺されたい!」
「あるさぁ、都市を救える唯一の方法がなぁーー」
ファイングは、ある場所を目指して走り出していた。
化学兵器が眠る地下倉庫、それをバグらせて逆風を吹かせようとした。システムセキリュティが非常に高くなかなかうまく行かなく入口で悩んでいたら天井からでかい魔物が降ってきたーー
「鋭い爪……狂枠した足、そして鱗……ふっ見るからにしてブサイクだなお前……」
「ぎょァぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
敵は襲いかかってきた、折れすぎた剣を敵の攻撃に合わせて振ると敵は爆発して弾き飛ばされた、だが鋭い爪がファイングの心部に突き刺さっていたーー
「ゆだん……した。まさかあの爪が飛ばせるとは……弾き飛ばしたが……くそっ憎い技だぜーー!」
床に倒れ込んだそしてセキリュティと繋いでいた端末の本体に指を押して解除させたーー
「俺に出来る……のはこのくらいしかない……あとは任せた……ぞ……竜太郎ーー!」
一人の魔力が消えたのを察した3人、そして雨が降り始めた。何も考えてはなかったが、より敵の強さが高くなってきたのを実感していた竜太郎ーー
「ーーファイングおつかれだ、軍人さんよ……ひとつ頼まれてくれねぇか?」
「何をだ?今の状態を打開するすべがあるのか?」
「一か八かの大がけよぉ、たが必ず成功するとは限らねぇが今言ったことをやってみてくんねぇかーー?」
空を覆い尽くす雨雲と、応戦で爆撃音が鳴り響く都市内部。導く光は時に虚しい風が吹きつけているーー




