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ウラニス戦記  作者: 7s9
第3章 第Ⅲ次戦

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10/16

格上のレンジ

第25話


導入


戦争開始37分後





ナークが離脱して、ルークが

ナークを倒した人型、ウラニス4のトップ、デルト・プペフと戦闘するところであった。




ナーク

「奴は、ウラニス4のトップで、こっちのS級中位か上位レベル、電磁系の系統で僕が戦闘した際は、レンジ13くらいのフィールド出力かと。技、世代は不明です。

情報はほとんど得れませんでしたが、奴は強力な飛び道具的攻撃や、物体の具現化といった類の能力ツールを好むようです」


ルーク

「そうか、災難だったな。

君は運悪くまたもA級を逃したわけだ。

S級上位なら仕方ないけど、取り決め的に仕方ない。

まあ、期待してなかったから、北東部の心配はいらないよ」


ナーク

「本当に、僕は不運すぎですよ。

北東部全域という大役を押し付けられ、昇格不可の理由付けられるなんて、ふざけてます」


ナークは笑いながらそう言って、平静を装いながら、言い終えた後に歯を食いしばった。

(違う、僕の実力不足だ。

敵の技すら見破れずほぼ相手にすらされなかったじゃないか。)


ルーク

「そんな事を言うなよな、A,S全部で40人いて、3分の1は結成当初から化け物みたいな奴らだ。

順当にのし上がっていく君たちで、レベル通りに階級決めしたら、組織の統率にも支障が……………、いやなんでもないこっちの話だ。

なんせ、君は別格だけど、B級でも360人、C級なんて29000人いるんだ。

ちょうど全員で30000人だよ。

ヒュラ君は記念すべき30000人目。

それで、彼らの教育に回れるほどの実力者はB級上位層の中で70人くらい。

実地に出向いての経験もそこそこあって、きっちりと隊員を教育できて、組織の顔になってくれるのは、かろうじて30人。

んで、30000人を組織として成り立たすには、君のポジションが超重要なわけよ。

ちなみにΑ級は、B級のホーム機能が若干拡張されてて、遠征とか、軍事対策とか、人型との戦闘優先の義務とか、いろいろ制限かかって、大変なんだ。

B級上位10人の特別待遇はそういうわけ」






ルークが戦場に出られる準備を終える。



ルーク

「だから、ナークが北東部を担当したのは半ば無理難題なんだが、1時間耐え抜くのは、A級中上位クラスなら達成可能な目標だ。

人型がなければね。

で、あんまり期待してなかったし、40分も経たずに離脱してるから君まだまだだね」


ナーク

「僕B級ですよ?

A級にしてもらうためにS級と戦って辺り一帯を担当するなんておかしいです。

ただ、結局30分しか戦えず何もできなかったのは事実です。

すみません。

確かに僕はまだまだ無能です」


ルーク

「うん、S級の今の僕から見ればそうだね。

でも、よくやったよ。君の今回の働きはA級上位くらいかな。

僕から言わせればB級上位レベルの無能だけどね。

うん、まだまだだね」





ヒュラ達と1級メレピーの戦闘


ヒル

「ヒュラ、ミサイルに注意だ」

1m程度の大きさのミサイが、上空から落ちるヒュラにとてつもなく速く衝突しにきた。

間一髪、ミサイを交わしたヒュラだったが、ヒルの超予測の助けがなければ、間違いなく戦闘不能となっていた。


ヒル

「15秒後に折り返しヒュラを狙ってくる。

次はたぶん小規模爆発を伴うぞ」

ヒュラは必死に考えた。

(あの速さを対処する方法なんてあるのか)

ヒュラはどうにもできず、とりあえず多重にシールドを敷きまくり、盾を取り出した。


真正面からミサイの激突を喰らい、10層にも敷いたシールドは撃ち抜かれ、盾は半壊状態になりながら、ヒュラは弾き飛ばされた。

ミサイルはかなり減速したが、爆発寸前だった。

ヒュラはミサイルを盾ごと、勢いを生かして投げて飛ばした。

ヒュラは上空200mほどから放り出され、元いた地点から600m離れた。

ミサイルが小爆発を起こして、50cmになってまたもやヒュラを狙った。

「うわマジか。勘弁してくれ」







ナーク敗北後のヒュラとルーク。

形勢逆転、大反撃幕の開始を予兆させる。


ルークが戦場に出た。

「こんにちは。デルトさんかな?」


早くもデルトがルークに攻撃を仕掛けた。


ルークは涼しい顔で余裕の振る舞いをしながらとてつもない存在感を放ち、フィールドを戦場の隅々まで広げて圧倒。0級メレピーのネバナが活動を鈍らせ一時停止する。


ルークのフィールドは、レンジが18〜22にも及んだ。すなわち、13〜17程度のレンジであるデルトプペフの格上であった。


レンジ

レンジはマグニチュードと同じく対数関係にあり、2変わるごとに1000倍になる。すなわち、レンジが2変わるごとに半径10倍



070μm能力がほぼ存在しない

1.3 0.5mmステレオ使用可能

2~4 0.7~7mm最低限のステート

4~9 0.7cm~2.2mC級

6~12 0.07~70mB級

11~15 22~2200mA級

16~18 7~70kmS級標準

18 70kmS級上位

22 7000kmルーク最高到達

23 24000kmピネトラ最高到達

24 70000km選ばれし者

26 70万km現界・媒界を自在に行き来





基準 0 半径70μm 体表面の層 

ほぼないに等しい 

その存在が怪しく不確かなほどに極めて弱い


レンジ1.3 半径約500μm以内

ステレオ使用可能下限ライン


レンジ2〜4 半径0.7〜7mm

ステートメント機能の使用可能ライン


レンジ4〜9 半径0.7〜222cm

C級隊員の一般レベル



レンジ6〜12 半径0.7〜70m

B級隊員の一般レベル

ステートメント半径7mm〜7m

ルーム2 オルター 系統変更が使用可能


レンジ10 半径7m

上級向けの戦闘員の標準最低ライン

ステートメント半径

*高い操作精度と戦闘機能を備えた(基本的にB級中上位レベルの)一般的なステートメント機能を発揮できる領域半径は、70cmくらい。

=実効ステート半径

オルターを問題なく利用可能な最低ライン




レンジ11〜15 半径22〜2215m

A級隊員の一般レベル


レンジ14 半径700m

最強クラスの入門(仲間入り)ライン

実力者のライン


レンジ14〜16 半径0.7km〜7km

A級上位層からS級標準まで。

実効ステートメント半径

レンジ15〜

S級隊員になるために出せる出力としての、必要条件。




レンジ16〜18

A級実力者最上位クラスの最高到達点 

S級実力者の標準〜上級ライン


レンジ29〜37

重系能力者が能力値で他の系統のレンジ4〜9の相手と対等に渡り合えるライン


レンジ22 半径7000km

S級最強にして最高のルークの歴代記録の中の最高到達点にして、最強ライン。(22.3)

実効ステートメント半径 原理値

無制限オルター半径 70〜700km

*ルーク本人はまぐれ宣言。戦闘中の最高水準は19~21くらいが限界で、ぼやいている。

*実戦において、魔の世界戦の太陽滅亡時、ルークは最大出力の23.4を出した事がある。本人は気づいていない。

当時はS級が存在せず、A級が乱立した。

ルークはその時A級1位で、ウラニス5の衛星に遠征中。



レンジ23 半径24000km

ハドラリアーでウラニス1の総大将トップであるアレフ・ピネトラの最高到達点。(22.9)

全ウラニスの最高到達ライン。


レンジ24 半径70000km

選ばれし者の領域 

最高ランクのS級より遥か格上。

全系統の力を100%発揮可能。

第七感である捉の予兆が現れる。


レンジ26 半径700,000km(太陽サイズ)

ステレオなしでメレピン武装を自在に行える。

自身が現界と媒界を自由に行き来可能。



ステレオなしで全系統を100%発揮。

現界と媒界を選び、能力を部分転用できる。

自身を含まない他者を媒界と現界のどちらにも恣意的に行き来させられる。














引き


ルークとデルトが対面した。

デルトは頬にナークの攻撃で受けた擦り傷があった。


デルト

「早くもトップのお出ましか。

どんな戦力配分してやがるんだこいつらは」


ルーク

「ここの部隊おもしろいでしょ。全員、強者の卵なんだ」


デルト

「ほう、なら自分らの軍の最高戦力が無惨にもやられるのを見れば、きっと戦意喪失するだろうな」


ルーク

「それって、君のこと?」


ルークがデルトの電気攻撃を素早く交わしながら、一瞬で距離を詰めてデルトの目と鼻の先でフィールドを纏った指を構えていた。

ルークはデルトの額を4本指で刺し切ったつもりだったが、デルトは咄嗟に交わしたようで、右斜め後方から電気らしい攻撃を与え、ルークはフィールドを纏った指で防御したが、その攻撃は矢だった。

大量の矢を指先で弾きながら、デルトにあまり注意もくれてやらずに、ルークがナークに言った。


ルーク

「そうそう、言い忘れてた。君の言うとおり、重系でもあのヒュラって子は確かによくやってるよ。

重系ってA級以上には1人もいなくて、B級でも数えるくらい。

ひ弱なC級ですら、かなり少ないから。

伸び代がありそうだし、本当に強くなれば、君みたいにB級上位の顔に立てても良さそうだ」

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